特許
J-GLOBAL ID:200903018162949707

超音波学習装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202974
公開番号(公開出願番号):特開平7-036605
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 超音波送受波手段と表示画面とを備えた非圧電基板の板面に人指、物体またはレーザー光のスポットで接触することにより学習情報を入力し、表示する超音波学習装置を提供する。【構成】 入力用すだれ状電極から周波数帯域がΔf11またはΔf12の線形チャープ信号を入力すると、入力用すだれ状電極の電極周期長に対応して変化する周波数の電気信号が弾性表面波に変換されて非圧電基板7を伝搬し、出力用すだれ状電極の電極周期長にほぼ等しい波長の弾性表面波が遅延電気信号に変換されて、出力用すだれ状電極から出力される。非圧電基板7上の弾性表面波の伝搬路を接触すると、それに応じて遅延電気信号も減衰する。接触位置は減衰した遅延電気信号の周波数から検出できる。表示画面9には入力信号の周波数帯域に応じて別々の色の情報が、その接触位置に対応する形で表示される。
請求項(抜粋):
ほぼ透明な非圧電基板の一方の板面F1に第1および第2の超音波送受波手段を備えるとともに前記非圧電基板のもう一方の板面F2に少なくとも1種類の色で表示される表示装置の表示画面を備えた対話型の超音波学習装置であって、前記板面F1上の位置を表わす位置信号を生成し、入力ペンのペン先またはレーザーペンによって照射されるレーザー光のスポットにより前記板面F1に指示された位置を前記位置信号に基づき入力位置として特定する手段を備え、学習情報を記憶する手段と、前記特定された入力位置に対応する学習情報を入力情報として検出する手段とを含む学習情報処理手段を備え、前記超音波送受波手段は超音波デバイスTおよびRで成り、前記超音波デバイスTはN個のすだれ状電極群Pi(i=1,2,......,N)を圧電薄板Aに備えて成り、前記超音波デバイスRは前記すだれ状電極群Piそれぞれに対応するN個のすだれ状電極群Qi(i=1,2,......,N)を圧電薄板Bに備えて成り、前記すだれ状電極群Piはそれぞれ少なくとも1組のすだれ状電極Pi-1で成り、前記すだれ状電極群Qiはそれぞれ少なくとも1組のすだれ状電極Qi-1で成り、前記すだれ状電極Pi-1およびQi-1は前記すだれ状電極Pi-1およびQi-1の中心線に平行な方向に沿ってそれぞれの電極周期長が連続的に変化する構造を成し、前記すだれ状電極Pi-1は弾性表面波励振手段に接続され、この弾性表面波励振手段から該すだれ状電極Pi-1の電極周期長にほぼ対応して連続的に変化する周波数の電気信号を受け、前記板面F1に弾性表面波を励振し、前記すだれ状電極Qi-1は前記すだれ状電極Pi-1により前記板面F1に励振された前記弾性表面波に応じた前記位置信号を出力し、前記すだれ状電極Pi-1とQi-1とは前記弾性表面波の送受波の指向軸を共通にして互いに1対1に対をなして配置されていて、前記第1の超音波送受波手段における前記超音波デバイスT,R間の弾性表面波の伝搬路Di-1(i=1,2,......,N)と、前記第2の超音波送受波手段における前記伝搬路Di-1とが互いに直交していて、前記すだれ状電極Pi-1に入力される前記電気信号の周波数帯域と前記表示画面の前記色とを対応させる手段が設けられており、前記入力位置特定手段は前記すだれ状電極Qi-1に出力される前記位置信号のうち大きさが変化する前記位置信号に基づいて前記入力位置が含まれる前記伝搬路Di-1を特定し、大きさが変化する前記位置信号の周波数成分を調べ、該周波数成分のうちで変動した周波数成分を感知し、前記第1および第2の超音波送受波手段におけるそれぞれの前記変動周波数成分に基づいて前記板面F1上の前記入力位置を特定し、前記学習情報処理手段は前記入力情報検出手段で検出された前記学習情報を前記表示画面に所定の時間だけ表示させておく手段と、前記表示画面に表示された前記学習情報に応じて別の学習情報を該表示画面に表示させる手段とを含むことを特徴とする対話型の超音波学習装置。
IPC (2件):
G06F 3/03 340 ,  G09B 5/02

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