特許
J-GLOBAL ID:200903018163452628

有機複合被覆鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181359
公開番号(公開出願番号):特開平8-039725
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【構成】この発明に係る有機複合被覆鋼板は、亜鉛又は亜鉛系合金めっき層が施された鋼板と、該鋼板のめっき層上に形成され、金属クロム換算で1〜200mg/m2 の付着量を有するクロメ-ト処理層と、クロメ-ト処理層上に厚さ0.1乃至5μmの範囲で形成された樹脂皮膜とを具備し、樹脂皮膜が、固形分換算で、(A)エチレンとα,β-エチレン性不飽和カルボン酸とを主鎖成分とし、カルボキシル基の60〜80%を金属イオンで中和したエチレン系アイオノマー樹脂40〜98重量%、(B)シリカ微粒子1〜40重量%、(C)有機潤滑剤1〜30%からなり、かつ上記(B)および(C)の合計が60重量%以下である複合化樹脂を主成分とする。【効果】良好な耐食性を維持しつつ、耐黒変性に優れ、かつ潤滑性及び成形性に優れた有機複合被覆鋼板を得ることができる。
請求項(抜粋):
亜鉛又は亜鉛系合金めっき層が施された鋼板と、該鋼板のめっき層上に形成され、金属クロム換算で1〜200mg/m2 の付着量を有するクロメ-ト処理層と、クロメ-ト処理層上に厚さ0.1乃至5μmの範囲で形成された樹脂皮膜とを具備する有機複合被覆鋼板であって、前記樹脂皮膜が、固形分換算で、(A)エチレンとα,β-エチレン性不飽和カルボン酸とを主鎖成分とし、カルボキシル基の60〜80%を金属イオンで中和したエチレン系アイオノマー樹脂40〜98重量%(B)シリカ微粒子1〜40重量%(C)有機潤滑剤1〜30%からなり、かつ上記(B)および(C)の合計が60重量%以下である複合化樹脂を主成分とすることを特徴とする有機複合被覆鋼板。
IPC (6件):
B32B 15/08 ,  B05D 3/10 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  C23C 22/30 ,  C23C 28/00

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