特許
J-GLOBAL ID:200903018165624655

レール対レール同相入力範囲を有する差動出力増幅器入力段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 一男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272605
公開番号(公開出願番号):特開平6-237128
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 小型で低電源電圧設計に適して、差動出力を有し、またレール対レール同相入力範囲を有する、改良された増幅器を提供する。【構成】 低電圧電源適用場面において使用することの可能なレール対レール同相入力範囲を有する増幅器10は、差動入力段11及び出力段12を有しており、出力段12は第一及び第二電流経路を有している。差動出力を複製するために第一及び第二出力複製回路QC3,QC4,QC7,QC8が設けられている。同相電圧差に関連した電流を発生するために同相電圧差を検知する回路が設けられている。その電流を受取るべく接続されており差動出力段における第一及び第二電流経路内の電流を制御するカレントミラー回路Q5,Q6,Q7が設けられている。第一及び第二出力複製回路のノード間の同相電圧差を検知する回路を、同相電流のみを検知するトランジスタによって確立することが可能である。
請求項(抜粋):
レール対レール同相入力範囲を有する増幅器において、差動入力段、第一及び第二電流経路を具備する差動出力段、前記差動出力段の差動出力を複製するために前記差動出力段における前記第一及び第二電流経路と夫々並列に接続された第一及び第二出力複製回路、同相電圧差に関係した電流を発生させるために前記第一及び第二出力複製回路のノード間における同相電圧差を検知する回路、前記同相電圧差に関係した電流を受取るべく接続されており前記差動出力段における前記第一及び第二電流経路内の電流を制御するカレントミラー回路、を有することを特徴とする増幅器。

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