特許
J-GLOBAL ID:200903018169476936
内燃機関の蒸発燃料捕集装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-353161
公開番号(公開出願番号):特開2002-155815
出願日: 2000年11月20日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 機関停止中の吸気通路からの燃料蒸気漏出を防止する。【解決手段】 内燃機関のエアクリーナ10にフィルタエレメント15とともに、燃料蒸気を吸着する吸着材13を配置し、機関停止中に吸気通路7内に発生する燃料蒸気を吸着材に吸着する。エアクリーナと吸気通路との接続部近傍の吸着材部分(偏流部分)AAは、吸気通路に近接しているために吸着材の他の部分より吸気が通過しやすくなっている。エアクリーナ内には、機関停止中の吸気流が無い状態で自重により移動して吸着材の偏流部分以外の部分を覆う可動ベーン30が設けられている。機関停止中には吸気通路内で発生した燃料蒸気の大部分は可動ベーンにより吸着材の偏流部分に導かれ、偏流部分に主に吸着されるようになる。また、機関運転中には、低吸入空気量運転時にも偏流部分には比較的多くの吸気が通過し、吸着材殻の燃料蒸気脱離が充分に行なわれる。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に燃料蒸気を吸着する吸着材を配置し、機関停止中に吸気通路内に発生する燃料蒸気を前記吸着材に吸着するとともに、機関運転中に機関吸気を前記吸着材中を通過させて、前記吸着材に吸着した燃料蒸気をパージし、吸気とともに機関に吸入させる内燃機関の蒸発燃料捕集装置において、前記吸着材は、機関が低吸入空気量で運転されているときに吸着材の他の部分より吸気が通過しやすい偏流部分を有しており、更に、機関停止中に吸気通路に発生した燃料蒸気を前記偏流部分に主に吸着させる吸着調整手段が設けられたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料捕集装置。
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