特許
J-GLOBAL ID:200903018186087161

高反応性コークス製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291449
公開番号(公開出願番号):特開平6-136364
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 コークス強度を確保して高炉の通気性を維持し、かつ高炉寿命、安定操業上問題がなく、JIS反応性のバラツキが小さい高反応性コークスを製造する。【構成】 石炭に鉄化合物を添加していないときのコークスのJIS反応性の値および鉄化合物の種類に応じて、鉄化合物中のFe単位添加量当りのJIS反応性上昇量を基準として、鉄化合物の種類とその添加量を求め、前記石炭にこれを添加したのち、同一条件でコークスを製造する。【効果】 鉄化合物添加によりコークスのガス化反応が促進され、コークスの反応性を向上できる。また、高炉の炉壁レンガ損傷や付着物生成を促進することがなく、コークス強度低下を伴わない。この結果、高炉の通気性、寿命、安定操業にとって問題のないコークスを製造できるとともに、目標とするJIS反応性のバラツキも非常に小さくできる。
請求項(抜粋):
石炭に鉄化合物を添加せずに製造したコークスのJIS反応性の値および添加しようとする鉄化合物の種類に応じて目標とするJIS反応性を得るのに必要なその鉄化合物の添加量を決定し、前記石炭に添加したのち、同一条件でコークスを製造することを特徴とする高反応性コークス製造法。

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