特許
J-GLOBAL ID:200903018189945860

自動風呂釜の湯張り注湯制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332445
公開番号(公開出願番号):特開平6-159796
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 制御性能に優れた自動湯張りの注湯制御グラフを短時間で容易に作成する。【構成】 記憶モードの運転時に、浴槽への注湯水量をフローセンサ10の検出信号により水量検知部38で検知し、浴槽水位を圧力センサ26の水圧信号により水位検知部37で検知する。注湯制御グラフ作成部40は横軸に水量、縦軸に水位をとった座標上で、追い焚き循環管路の戻り口を越えた水位の第1の基準点と、これよりも水位の高い第2の基準点と、さらにこれよりも水位が高く設定水位よりも低い第3の基準点とを記憶し、第2の基準点と第3の基準点を結ぶ直線の傾きが第1の基準点と第2の基準点を結ぶ直線の傾きに基づき所定の条件を考慮して不自然でないときには第1の基準点と第2の基準点と第3の基準点を結ぶ折れ線によって注湯制御グラフを作成し、それ以外のときには第1の基準点と第2の基準点とを結ぶ直線により注湯制御グラフを作成する。
請求項(抜粋):
記憶モードの運転時に、浴槽の注水量を流量検出手段によって検出し、浴槽水位を水位検出手段によって検出して、浴槽注水量と浴槽水位との関係を示す注湯制御グラフを作成記憶し、実行モードの運転時に前記注湯制御グラフに基づいて湯張り注湯を行う自動風呂釜の湯張り注湯制御方法において、前記注湯制御グラフの作成は、まず、浴槽への注水により浴槽に追い焚き循環管路を接続している循環金具位置よりも少し上側の第1の基準水位およびこの水位に対応する第1の水量によって定まる第1の基準点と、第1の基準水位よりも上側の第2の基準水位およびこの水位に対応する第2の水量によって定まる第2の基準点とを記憶し、その一方で、第1の基準水位から第2の基準水位に至る水量を求め、次に、第2の基準水位よりも上側であって設定水位以下の所定の第3の基準水位を設定してからこの第3の基準水位までの水量を演算して第3の基準水位およびこの水位に対応する第3の水量とからなる第3の基準点を求め、第2の基準点と第3の基準点を結ぶ直線の傾きが第1の基準点と第2の基準点を結ぶ直線の傾きの許容偏差内であって第2の基準点から第3の基準点に至る水量が第1の基準点から第2の基準点に至る水量以上のときに第1の基準点と第2の基準点と第3の基準点を結ぶ折れ線を注湯制御グラフとして設定し、それ以外は第1の基準点と第2の基準点とを結ぶ直線を注湯制御グラフとして設定する自動風呂釜の湯張り注湯制御方法。

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