特許
J-GLOBAL ID:200903018191439238
油圧緩衝器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320315
公開番号(公開出願番号):特開平8-177932
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 チューニングの自由度をより高める。【構成】 ピストン36の下側のバルブは、伸び側ポート72を閉止するリーフバルブ52と、これよりも所定の間隔を開けて配置されたリーフバルブ58とを含んで構成されている。この内、リーフバルブ58には、スプリングシート60を介してコンプレッションスプリング62の付勢力が作用している。このため、リーフバルブ58には予荷重が付与されており、リーフバルブ52側へ弾性変形した状態でセットされる。この結果、低速域ではリーフバルブ52のみが弾性変形し、中速域ではリーフバルブ52が弾性変形すると共にリーフバルブ58が弾性復元方向へ撓み、更に高速域ではリーフバルブ52が弾性変形すると共にリーフバルブ58がスプリングシート60側へ弾性変形する。従って、減衰力特性が三段階になり、チューニングの自由度を高めることができる。
請求項(抜粋):
内部に流体が充填された筒体と、この筒体内の室を隔成する隔成部材と、この隔成部材によって隔成される各室を相互に連通する連通路と、この連通路の開放側の端部に設けられると共に弾性変形可能とされ、弾性変形することにより連通路を開放するリーフバルブと、を有する油圧緩衝器であって、前記リーフバルブは、前記隔成部材側における連通路の開放側の端部に配置された第1のリーフバルブと、この第1のリーフバルブに対して前記隔成部材と反対側にかつ前記隔成部材の軸方向に所定の間隔を開けて配置され、かつ、予荷重を付与されて前記第1のリーフバルブ側へ弾性変形した状態で設けられる第2のリーフバルブと、を含んで構成される、ことを特徴とする油圧緩衝器。
引用特許:
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