特許
J-GLOBAL ID:200903018194159350

対話的ボリューム・レンダリング方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219474
公開番号(公開出願番号):特開平7-073337
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 ボリューム・レンダリング方法において、色・不透明度ボリュームへのマッピング関数を変更した際に必要な再計算の計算量を低減すること。【構成】 ボリューム・レンダリング法における処理を、ボリューム・データに依存する部分(ボリューム・データから決定される部分)と色・不透明度へのマッピングに依存する部分とに分離し、ボリューム・データに依存する部分のみを前処理として計算することにより、色・不透明度へのマッピング関数の対話的な変更を可能にしようとする。そのため、色・不透明度ボリューム代わりに、データ値、陰影輝度値、不透明度強調係数から構成された1ボクセル3バイトで表現される「VISボリューム」を計算し、それをレイ・トレーシングする。各サンプリング点での色・不透明度は、VISボリュームをサンプリングした時点で決定される。したがって、色・不透明度へのマッピング関数が変更されても、VISボリュームの再計算は不要である。
請求項(抜粋):
コンピュータの演算によってボリューム・レンダリングを行う方法において、(a) ボリューム・データを提供する段階と、(b) 上記ボリューム・データ内の格子点におけるボクセルを、データ値と、陰影輝度値と、不透明度強度係数で構成する段階と、(c) 各レイに沿って、各々のサンプリング点でのデータ値、陰影輝度値、不透明度強度係数を求め、該データ値と該陰影輝度値と該不透明度強度係数から、サンプリング点での陰影色値、不透明度を計算する段階と、(d) 各レイ毎に、上記段階(c)で決定されたレイ上の陰影色値と不透明度を積算していくことにより、生成画像の画素値を求める段階を有する、ボリューム・レンダリング方法。

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