特許
J-GLOBAL ID:200903018194990040
感震器及びその製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225301
公開番号(公開出願番号):特開平6-050804
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】小形で堅牢な且つ多量生産に好適な感震器を得る。【構成】感震器1は強磁性体の容器6と蓋板2で気密容器を構成している。容器6の内部には非磁性体で中心から同心円的に傾斜を持った台座12が設けられ、台座12上には強磁性体の球13が置かれている。蓋板2には導電端子5が電気絶縁性の充填材4によって固定されており、その一端には固定接点7が固着されている。蓋板2の円板3の周縁部近傍には可動接点板8の一端が電気的に固着されている。可動接点板8の他端には台座の中心に位置するように磁石11が固定されており、台座12を介して球13を吸引する。振動を受けて球13が転がり、中心から離れると可動接点板8の偏倚力により可動接点部8Bと固定接点7が接触する。
請求項(抜粋):
強磁性体の円板の中心に穿たれた孔に電気絶縁性の充填材により固定接点部を有した導電端子が気密に固定された蓋板と、一端が開放され他端が閉塞された概ね円筒状で強磁性体のハウジングとを有し、前記蓋板の周縁部にハウジングの開口端が気密に固着されて気密容器を形成し、該気密容器の内部には非磁性体の台座を有し、この台座上面にはほぼ中心部から外側に向けて同心的に傾斜面が形成され、且つこの傾斜面は包括的に水平に設置され、台座とハウジングの間の部分である前記傾斜面上には強磁性体の球が転動可能に且つ該球は正規姿勢において静止時には重力により台座のほぼ中央部に位置するように収納され、台座と蓋板の間の空間部分には磁石をほぼ中心部に保持した導電性及び弾性のある可動接点がその周辺部を蓋板に導電的に固着され、該可動接点は正規姿勢で静止時には前記固定接点部と開放された状態に前記磁石の磁力が球に作用する力によって重力及び可動接点の偏倚力に抗して保持される如く配設され、球が転動することにより磁石と球との間の距離が増してその吸引力が減少し、可動接点の偏倚力及び磁石を含む重量によって可動接点が固定接点部と接触するように構成したことを特徴とする感震器。
IPC (4件):
G01H 1/00
, G01P 15/02
, H01H 11/00
, H01H 35/14
前のページに戻る