特許
J-GLOBAL ID:200903018196661583

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-322076
公開番号(公開出願番号):特開平9-162942
出願日: 1995年12月11日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 クロック信号成分の抽出レベルが低くなる選択性フェージングが発生した際、クロック同期外れを発生し難くして等化処理能力の向上を図る。【解決手段】 第1及び第2復調ベースバンド信号を非線形回路33,34で2逓倍したクロック周波数fc成分を、BPF35で抽出して信号レベル検出器37と位相比較器39に入力し、位相比較器39で発振周波数fvco と比較する。この比較電圧をループ増幅器40とループフィルタ41を通じて電圧制御発振器42に入力し、発振周波数fvco をクロック周波数fcにロックする制御を行う。この発振周波数fvco のクロック信号がA/D変換器19,20にサンプリングタイミング用として供給される。信号レベル検出器37で検出した信号レベルに基づいて、ループ制御器38がループ増幅器40の増幅レベルを大きく制御し、ループフィルタ41の周波数帯域を広く制御して、ノイズ影響のない比較結果電圧で電圧制御発振器42を制御して、同期外れを阻止する。
請求項(抜粋):
入力信号を、直交する再生搬送波信号で復調し、それぞれの復調ベースバンド信号をデジタル信号に変換するA/D変換器のサンプリングタイミング信号を、復調ベースバンド信号から生成するクロック同期回路を備えた復調装置において、前記クロック同期回路に、復調ベースバンド信号を非線形で処理する非線形回路と、前記非線形回路の出力からサンプリングタイミング信号となるクロック信号成分を抽出する帯域通過フィルタと、前記帯域通過フィルタからのクロック信号成分と発振周波数を制御するための制御電圧との位相を比較した位相比較結果信号を可変増幅すると共に、可変ループフィルタの周波数特性を可変し、かつ、この信号で同期した発振周波数信号であるA/D変換器へのサンプリングタイミング信号を出力するPLL回路と、前記帯域通過フィルタの出力レベルを検出するレベル検出器と、前記レベル検出器からの出力レベルに基づいて、前記PLL回路の増幅レベル及び可変ループフィルタの周波数特性を制御するループ制御手段と、を備えることを特徴とする復調装置。
IPC (4件):
H04L 27/22 ,  H03L 7/093 ,  H04B 3/06 ,  H04L 7/00
FI (4件):
H04L 27/22 C ,  H04B 3/06 A ,  H04L 7/00 F ,  H03L 7/08 E

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