特許
J-GLOBAL ID:200903018210057910

農薬トリアジン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-615599
公開番号(公開出願番号):特表2002-543191
出願日: 2000年05月02日
公開日(公表日): 2002年12月17日
要約:
【要約】各場合において遊離形態又は塩形態である式(I)の化合物{式中、R1 は非置換又は置換アリール又は複素アリールであり、そのアリール及び複素アリール環の置換基は、例えば、OH、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 アルキル-C3 -C8 シクロアルキル、C3 -C8 シクロアルキル-C1 -C6 アルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、C1 -C6 アルコキシ及びフェニルから成る群から選ばれ;フェノキシ;フェニルチオ;フェニルアミノ;及びフェニル-(C1-C6 アルキル)-アミノ;上記フェノキシ、フェニルチオ、フェニルアミノ、及びフェニル-(C1 -C6 アルキル)-アミノ基の置換基は、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、C1 -C6 アルコキシ、C3 -C8 シクロアルコキシ、C1 -C6 アルキルチオ、C3 -C8 シクロアルキルチオ、C1 -C6 ハロアルキルチオ、及びC3 -C8 ハロシクロアルキルチオから成る群から選ばれ;R2 は、例えば、H,OH、ハロゲン、CN,NO2 、C1 -C6 アルキル又はC1 -C6 アルコキシであり;Aは、例えば、単結合、C1 -C12アルキレン、O又はO(C1 -C12アルキレン)であり;R4 は、H,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C1 -C6 アルコキシ、N(R5 )2 又はC1 -C6 アルコキシ-C2 -C6 アルキルであり;R5 は、H,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル又はアリール-C1 -C6 アルキルであり;X1 は、R10であり;X2 とX3 は、各々互いに独立してH又はR10であり;R10は、例えば、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル又はC3 -C8 シクロアルキル;及びnは、0,1又は2である。}、及びそれらの生理学的に許容され、そして農薬として許容される付加化合物、並びに適宜、E/Z異性体、E/Z異性体の混合物、及び/又は互変異性体。遊離形態又は農薬として許容される塩形態における上記化合物は、有利な農薬特性を示す。それらは、農業及び保存商品における害虫の防除、そしてまた家畜動物の維持において特に好適である。
請求項(抜粋):
以下の式: 【化1】{式中、 R1 は、非置換又はモノ-〜ペンタ-置換アリール又は複素アリールであり、このアリール及び複素アリール環の置換基は、 OH、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、場合により置換されたC3 -C8 シクロアルケニル、C1 -C6 アルキル-C3 -C8 シクロアルキル、C3 -C8 シクロアルキル-C1 -C6 アルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、C-C6 アルコキシ、C3 -C8 シクロアルコキシ、C1 -C6 ハロアルコキシ、C3 -C8 ハロシクロアルコキシ、C1 -C6 アルキルチオ、C3 -C8 シクロアルキルチオ、C1 -C6 ハロアルキルチオ、C3 -C8 ハロシクロアルキルチオ、C1 -C6 アルキルスルフィニル、C3 -C8 シクロアルキルスルフィニル、C1 -C6 ハロアルキルスルフィニル、C3 -C8 ハロシクロアルキルスルフィニル、C1 -C6 アルキルスルホニル、C3 -C8 シクロアルキルスルホニル、C1 -C6 ハロアルキルスルホニル、C3 -C8 ハロシクロアルキルスルホニル、場合により置換されたC2 -C8 アルケキル、場合により置換されたC2 -C8 アルキニル、C1 -C6 アルキルカルボニル、C1 -C6 アルキル-C(=NOR6 ),-P(=O)(OC1 -C6 アルキル)2 ,R7, 非置換又はモノ-〜ペンタ-置換フェニル、非置換又はモノ-〜ペンタ-置換複素アリール;ここで、上記フェニル及び複素アリール基の置換基は、OH、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル、場合により置換されたC2 -C8 アルケニル、場合により置換されたC2 -C8 アルキニル、C3 -C8 シクロアルキル、場合により置換されたC3 -C8 シクロアルケニル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、C1 -C6 アルコキシ、C3 -C8 シクロアルコキシ、C1 -C6 ハロアルコキシ、C3 -C8 ハロシクロアルコキシ、C1 -C6 アルキルチオ、C3 -C8 シクロアルキルチオ、C1 -C6 ハロアルキルチオ、C3 -C8 ハロシクロアルキルチオ、C1 -C6 アルキルスルフィニル、C3 -C8 シクロアルキルスルフィニル、C1 -C6 ハロアルキルスルフィニル、C3 -C8 ハロシクロアルキルスルフィニル、C1 -C6 アルキルスルホニル、C3 -C8 シクロアルキルスルホニル、C1 -C6 ハロアルキルスルホニル、C3 -C8 ハロシクロアルキルスルホニル、C2 -C8 アルケニルであって非置換又は置換されたもの、C2 -C8 アルキニルであって非置換又は置換されたもの、C1 -C6 アルキルカルボニル、-CH(=NOR6 ),-C(C1 -C6 アルキル)(=NOR6 ),C1 -C6 アルキル-C(=NOR6 ),-CHO,-C(=O)-C1 -C6 アルキル、及びR7 から成る群から選ばれ; 非置換又はモノ-〜ペンタ-置換フェノキシ; 非置換又はモノ-〜ペンタ-置換フェニルチオ; 非置換又はモノ-〜ペンタ-置換フェニルアミノ;及び 非置換又はモノ-〜ペンタ-置換フェニル-(C1 -C6 アルキル)-アミノから成る群から選ばれ; 上記フェノキシ、フェニルチオ、フェニルアミノ、及びフェニル-(C1 -C6 アルキル)-アミノ基は、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、C1 -C6 アルコキシ、C1 -C6 ハロアルコキシ、C3 -C8 シクロアルコキシ、C1 -C6 アルキルチオ、C1 -C6 アルキルスルフィニル、C1 -C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 -C6 アルキルスルホニル、C1 -C6 ハロアルキルスルホニル、C3 -C8 シクロアルキルチオ、C1 -C6 ハロアルキルチオ、及びC3 -C8 ハロシクロアルキルチオから成る群から選ばれ; R2 は、H,OH、ハロゲン、CN,NO2 、場合により置換されたC1 -C6 アルキル、C1 -C6 アルコキシ、C1 -C6 アルコキシ-C1 -C6 アルキル、C1 -C6 アルキルチオ、C1 -C6 アルキルチオ-C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、-NH-C1 -C6 -アルキル、SH又はCH2 -NO2 であり; Aは、単結合、C1 -C12アルキレン、O,O(C1 -C12アルキレン)、S(O)n ,S(O)n (C1 -C12アルキレン)、C2 -C8 アルケニレン、C2 -C8 アルキニレン;NR3 又はNR3 (C1 -C12アルキレン)であり; R3 は、H,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C2 -C8 アルケニル、C2 -C8 アルキニル、アリール-C1 -C6 アルキル、(CH2 )p C(O)R4 又はC1 -C6 アルコキシ-C2 -C6 アルキルであり; R4 は、H,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C1 -C6 アルコキシ、N(R5 )2 又はC1 -C6 アルコキシ-C2 -C6 アルキルであり; R5 は、H,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル又はアリール-C1 -C6 アルキルであり; R6 は、H,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル又は-C(=O)-R5 であり; R7 は、 【化2】であり; R8 とR9 は、互いに独立して、H又はC1 -C6 アルキルであり; X1 は、R10であり; X2 とX3 は、互いに独立してH又はR10であり; R10は、ハロゲン、CN,NO2 ,C1 -C6 アルキル、C3 -C8 シクロアルキル、C1 -C6 ハロアルキル、C3 -C8 ハロシクロアルキル、C1 -C6 アルコキシ、C3 -C8 シクロアルコキシ、C1 -C6 ハロアルコキシ、C3 -C8 ハロシクロアルコキシ、C1 -C6 アルキルチオ、C3 -C8 シクロアルキルチオ、C1 -C6 ハロアルキルチオ又はC3 -C8 ハロシクロアルキルチオであり; mは、1,2,3又は4であり; nは、0,1又は2であり;そして wは、0又はSである。 但し、上記基A-R1 、およびX1 ,X2 、及びX3 により置換されたフェニル基は、上記トリアジン環上で互いに対してビシナル位にはなく、 さらに但し、X2 とX3 がHであり、Aが単結合であり、R1 がフェニル、2-フルオロフェニル、p-フルオロフェニル又は3-クロロフェニルであり、そしてR2 がH,Cl又はNHC2 -CH5 であるとき、X1 は、CH3 ,Cl又はFではなく; かつ、3,6-ジ-(2-クロロフェニル)-5-ヒドロキシ-1,2,4-トリアジンではなく、かつ、3-(2-メチルフェニル)-6-(4-メチルフェニル)-5-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジンではない。}により表される化合物、並びに生理学的に許容され、そして農薬として許容されるその付加塩、及び適宜E/Z異性体、E/Z異性体の混合物、及び互変異性体であって、各場合遊離形態又は塩形態にあるもの。
IPC (9件):
C07D253/06 ,  A01N 43/707 ,  A01N 57/24 104 ,  C07D403/04 ,  C07D405/04 ,  C07D409/04 ,  C07D409/06 ,  C07D417/04 ,  C07D417/06
FI (10件):
C07D253/06 B ,  C07D253/06 E ,  A01N 43/707 ,  A01N 57/24 104 ,  C07D403/04 ,  C07D405/04 ,  C07D409/04 ,  C07D409/06 ,  C07D417/04 ,  C07D417/06
Fターム (38件):
4C063AA01 ,  4C063BB01 ,  4C063BB03 ,  4C063CC44 ,  4C063CC62 ,  4C063CC78 ,  4C063CC92 ,  4C063DD04 ,  4C063DD44 ,  4C063EE03 ,  4H011AC01 ,  4H011BA01 ,  4H011BB09 ,  4H011BB17 ,  4H011BC01 ,  4H011BC03 ,  4H011BC05 ,  4H011BC06 ,  4H011BC07 ,  4H011BC08 ,  4H011BC09 ,  4H011BC16 ,  4H011BC18 ,  4H011BC19 ,  4H011BC20 ,  4H011BC22 ,  4H011DA02 ,  4H011DA03 ,  4H011DA13 ,  4H011DA15 ,  4H011DA16 ,  4H011DC01 ,  4H011DC05 ,  4H011DC06 ,  4H011DC10 ,  4H011DD07 ,  4H011DH03 ,  4H011DH10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭48-023791
  • 特開昭62-169705
  • 特開平1-132580
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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