特許
J-GLOBAL ID:200903018210315421
コージェネレーションシステムにおける総合効率のアップ方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大橋 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-189189
公開番号(公開出願番号):特開2002-004943
出願日: 2000年06月23日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【技術課題】 レシプロエンジン利用のコージェネレーションシステムにおいて、総合効率のアップを目指す。【解決手段】 レシプロエンジン2の廃熱蒸気ボイラー3で発生した蒸気の一部又は全部を蒸気エゼクター10に導き、ここで噴出させてこの噴出作用により減圧蒸発器9内を減圧し、この減圧作用で減圧蒸発器9内の冷却水で加熱された温水を蒸発させ、この蒸発した蒸気を蒸気エゼクター10内において排熱蒸気ボイラー3から来た蒸気と混合し、これを蒸気利用設備11側に供給する。このように蒸気を二系統から取り出すことにより、総合効率が従来例に比較して約30%アップする。また、排熱を利用範囲の広い蒸気とすることにより、システムの利便性が高まる。
請求項(抜粋):
発電機を駆動するレシプロエンジン、前記レシプロエンジンの廃熱を用いて蒸気を発生させる廃熱蒸気ボイラー、前記レシプロエンジンを冷却水を用いて冷却するジャケット回路から成るコージェネレーションシステムにおいて、前記廃熱蒸気ボイラーで発生した蒸気を蒸気エゼクターに導いてこの蒸気エゼクターの噴射源とする、前記ジャケット回路に温水熱交換器を取り付けてこの温水熱交換器と減圧蒸発器内を排熱回収回路で結ぶことにより、前記減圧蒸発器内に前記温水熱交換器で加熱された温水を循環させる、前記蒸気エゼクターのスロート部と前記減圧蒸発器内とを減圧ラインで結び、前記蒸気エゼクター内に噴射された廃熱蒸気ボイラーからの蒸気の噴射エネルギーに基づく負圧化の作用で前記減圧蒸発器内の減圧を行い、この減圧作用で該減圧蒸発器内の温水を蒸発させて蒸気エゼクター内に吸引し、廃熱蒸気ボイラーからの蒸気と混合させ、これを蒸気利用設備に供給するコージェネレーションシステムにおける総合効率のアップ方法。
IPC (2件):
FI (3件):
F02G 5/04 H
, F02G 5/04 J
, F22B 1/18 D
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