特許
J-GLOBAL ID:200903018224349159

機構的おしめ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238588
公開番号(公開出願番号):特開平6-339492
出願日: 1991年06月12日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】従来一般に使用されているおしめは布又は紙で吸収付着させる物で在るが、発明は便又は尿をビニールの袋に取るもので、使用者の快感、資材の節約,人手の節減,ゴミの減少,環境の保全等を期するものである。【構成】体に接する本体を、肌触りが良く適度に柔軟で,復元性の有る材料(発泡ポリエチレンシート等)を使用することで不快感を解消、個人差や運動に依る体型の変化に良く順応するうにした。尿に対しては内,外二段の袋を設け、その間に付けた弁を低落差でも正確に開閉し,許容流量が大きく,逆流しにくい弁とした。特に女子用では脇洩れを防ぐ事が最大の課題であったが、内袋内の排尿口の対面に繊維束を埴毛し、その頂点を局部に接触させ、毛細管現象によって吸収,誘導することで可能と成った。大便用弁は上向きに寝た状態でするものと仮定し、前を止め後は自由に開閉出来る構造とし、便袋に取る様にした。
請求項(抜粋):
イ 単泡発泡体のプラスチック又はゴムを、尿便の排出局部にフイットするように成形し、尿道口及び肛門に当たる部分に適当の穴を明け、必要に応じ放出される尿の対面に収斂、流去を促す繊維束をつけ、男子用では男茎の鞘、女子用では尿用の穴の上左右を通じて設けた衝立に依って尿が体の方に戻らない様にすると共に、穴の縁の体に接する部分に脇洩れ防止の処置をして、尿を内袋に一時的に溜め、内袋の所要の個所に外袋と連結して尿を流出する為の穴を明け、その穴に設けた低落差でも完全に開閉し且つ大流量を速やかに流すことの出来る両舌弁を通じて尿を外袋に、大便は体の前方にあたる部分を離脱しないように接着し、後方は大きく開閉出来る様にした両舌弁を付けた穴を通じて便袋に採り、便袋、外袋に排出口を付けた事を特長とする男女のおしめ又は便器。ロ 発泡体がポリエチレンである特許請求の範囲イ項記載のおしめ。ハ 発泡体がポリエチレンでは無いが夫と同等以上の機能、効果を有する素材より成る特許請求の範囲イ項記載のおしめニ おしめ本体が発泡体では無いが夫と同等以上の機能、効果を有する素材より成る特許請求の範囲イ項記載のおしめ。ホ 無孔外皮を有する連続気泡発泡体よりなる特許請求の範囲イ項記載のおしめ。ヘ 尿のみ、大便のみ、又は大小便を一つの袋に採る特許請求の範囲イ項記載のおしめ。ト 大、小便を各別の袋に同時に採る特許請求の範囲イ項記載のおしめ。
IPC (3件):
A61F 5/44 ,  A41B 9/12 ,  A61F 13/15
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特公昭36-013034
  • 特開昭62-221325
  • 特開昭62-221326
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