特許
J-GLOBAL ID:200903018238758019

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087392
公開番号(公開出願番号):特開平6-299876
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 VVT非作動時におけるクランク軸とカム軸の位相差を学習する。【構成】 内燃機関のクランク軸とカム軸との間にバルブタイミング調節装置を備え、クランク軸に設けた回転センサのパルスと、カム軸に設けた回転センサのパルスとの位相差をバルブタイミングの進角量を示す信号として検出し、バルブタイミング調節装置を制御する。バルブタイミング調節装置が非作動状態となって、例えば最遅角位置に機械的に固定されるアイドリング時に位相差θを検出し、これを基準位置を示す学習値θ0 iとする。そして、バルブタイミング調節装置を制御する時には、検出値θをθ1 iとして、実進角値θiを、θi=θ0 i-θ1 iの演算により算出する。これにより、クランク軸とカム軸との回転センサの取付誤差、経時変化があっても正確に進角値を算出できる。
請求項(抜粋):
クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させて、前記カム軸の回転で駆動される弁の開時期および閉時期の内、少なくともいずれか一方のタイミングを変える弁動作タイミング制御装置と、内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する手段と、前記、運転状態を基に前記弁の適性タイミングを決定する手段と、前記クランク軸に対するカム軸の回転位相差を検出し、前記弁の現在のタイミングを把握する手段と、前記現在のタイミングを前記適性タイミングにするための制御手段とを備える装置において、弁非作動時のアイドリング時に、前記弁動作タイミングをクランク軸に対するカム軸の回転位相差として学習し、弁作動時の実進角量は、クランク軸に対するカム軸の回転位相差と、前記非作動時の学習値との角度差分として算出することを特徴とする弁動作タイミング制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
出願人引用 (4件)
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