特許
J-GLOBAL ID:200903018252029313

内燃機関のための燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-551983
公開番号(公開出願番号):特表2003-519756
出願日: 2001年01月05日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】内燃機関のための燃料噴射弁であって、弁体(1)を備えており、この弁体内には孔(5)内に弁部材(7)が閉鎖力に抗して軸方向運動可能に配置されている。この弁部材(7)はその一方の端部にほぼ円錐形の弁部材先端部(30)を有しており、この弁部材先端部はその外周面の、弁シール面(9)として役立つ一部で、孔(5)の燃焼室側の端部に形成された弁座(11)に当接する。弁部材から弁部材先端部(30)への移行部には環状溝(23)が形成されており、この環状溝は弁シール面(11)を部分的にアンダカットしており、かつこのことにより、弾力的に可撓的な環状カラー(28)を形成している。弁シール面(9)の円錐角(β)は弁部材(7)の開放位置で弁座(11)の円錐角(α)より若干大きく、その結果、環状カラー(28)は弁部材(7)の閉鎖運動時にまず始めにシールエッジ(34)として形成された外側の縁で弁座(11)上に座着し、かつ引き続く閉鎖運動によって内向きに変形する。これにより、シールエッジ(34)は弁座(11)内に食い込まず、このことにより、座着直径は燃料噴射弁の耐用寿命にわたり不変のままである。
請求項(抜粋):
内燃機関のための燃料噴射弁であって、弁体(1)が設けられており、この弁体内には孔(5)内にピストン状の弁部材(7)が閉鎖力に抗して軸方向運動可能に配置されており、この弁部材(7)が燃焼室とは逆の側の区分内で孔(5)内に案内されており、かつ燃焼室側で横断面減少部を経て弁部材シャフト(7′)へ移行しており、この弁部材シャフトが、孔(5)と弁部材シャフト(7′)との間で圧力室(17)として形成された環状室内へ突入しており、かつ、弁部材シャフト(7′)の燃焼室側の端部にほぼ円錐形の弁部材先端部(30)が形成されており、かつ弁部材先端部の外径が弁部材シャフト(7′)から離反する方向へ減少しており、かつ、孔(5)の燃焼室側の端部にほぼ円錐形の面を有する弁座(11)が形成されており、この円錐形の面に、閉鎖力の方向での弁部材(7)の運動時に弁部材先端部(30)の外周面が弁シール面(9)として当接し、これにより少なくとも1つの噴口(13)が圧力室(17)に対してシールされる形式のものにおいて、 弁部材先端部(30)への弁部材シャフト(7′)の移行部と弁シール面(9)との間に環状溝(23)が配置されており、これにより弁部材先端部(30)の、弁シール面(9)を有する部分が、弾力的に形成されていて弁座(11)の円錐形の面に対して垂直に弾性的に変形可能であることを特徴とする内燃機関のための燃料噴射弁。
Fターム (11件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066BA31 ,  3G066BA36 ,  3G066BA49 ,  3G066BA51 ,  3G066CC06T ,  3G066CC14 ,  3G066CC17 ,  3G066CD10 ,  3G066CD30

前のページに戻る