特許
J-GLOBAL ID:200903018252212835

内燃機関用燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-046271
公開番号(公開出願番号):特開平10-246167
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】内燃機関用燃料噴射弁(インジェクタ)の応答遅れを短縮する。【課題】【解決手段】 ピストン83が所定量上昇した時に、ニードル弁体92の一部(ニードル突起部92a)にピストン突起部83eが衝突するようにする。これにより、ニードル弁体92には、圧力室84と燃料溜まり87との圧力差により力に加えて、両突起部92a、83eの衝突時の衝突力が作用する。したがって、ニードル弁体92は、衝突力によって加速されて速やかに可動するので、噴射弁の応答遅れを短縮することができる。
請求項(抜粋):
燃料を噴射する内燃機関用燃料噴射弁であって、燃料を噴射する噴射孔(86)に連通するとともに、前記噴射孔(86)に燃料を供給する燃料溜まり(87)と、前記燃料溜まり(87)と離隔され、ピストン(83)の変位によって体積が拡大縮小する圧力室(84)と、前記ピストン(84)を駆動するアクチュエータ(81)と、前記燃料溜まり(87)と前記圧力室(84)とを離隔する隔壁部(85a)を貫通して前記燃料溜まり(87)から前記圧力室(84)まで延びるとともに、前記燃料溜まり(87)と前記圧力室(84)との間の圧力差に連動して可動して、前記燃料溜まり(87)から前記噴射孔(86)に連通する部位を開閉する弁体(92)とを備え、前記ピストン(83)には、前記圧力室(84)の体積が所定量拡大した時に、前記弁体(92)の一部に衝突するピストン衝突部(83e)が形成されていることを特徴とする内燃機関用燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 51/06 ,  F02M 47/00
FI (3件):
F02M 51/06 J ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 47/00 C

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