特許
J-GLOBAL ID:200903018259034630

切替式エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277638
公開番号(公開出願番号):特開平8-139649
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】自動車電話ハンズフリー通話などに用いられるエコーキャンセラの実現手段を簡略化(DSPチップでの処理時間の短縮・プログラム規模の縮小、あるいはハードウェアの回路規模の縮小)する。【構成】音声サンプル格納RAM1の3、タップ係数格納RAM2の4、疑似エコー生成部5、タップ係数更新部6、レベル比較部7、スイッチSW1〜7から成り、レベル比較部7で回線側入力レベルとHF側入力レベルとを比較し、HF側が送話中か受話かを判定し、スイッチSW1〜7を切り替えて、回線側エコーキャンセラとHF側エコーキャンセラとを切替え動作させる。
請求項(抜粋):
送受話側より入力する音声信号から該送受話側で発生したエコーに近似する第1の疑似エコー信号を減算して送出する第1の減算器と、回線側より入力する音声信号から該回線側で発生したエコーに近似する第2の疑似エコー信号を減算して送出する第2の減算器と、前記第1および第2の減算器の送出信号をそれぞれ一時格納するための第1および第2のメモリ手段と、前記第1および第2の疑似エコー信号を生成するためのタップ係数を表わすデータをそれぞれ一時格納するための第3および第4のメモリ手段と、前記第1および第3のメモリ手段からの読出しデータが与えられたとき前記第1の疑似エコー信号を生成し、前記第2および第4のメモリ手段からの読出しデータが与えられたとき前記第2の疑似エコー信号を生成する疑似エコー生成手段と、前記第1の減算器の送出信号および前記第1のメモリ手段の読出しデータが与えられたとき前記第3のメモリ手段のデータを更新し、前記第2の減算器の送出信号および前記第2のメモリ手段の読出しデータが与えられたとき前記第4のメモリ手段のデータを更新するタップ係数更新手段と、前記送受話側および前記回線側からの両入力信号レベルを比較してその高低に応じ切替え用の制御信号を発生するレベル比較手段と、その切替え制御信号に応答して前記疑似エコー生成手段および前記タップ係数更新手段へ与える信号の組合せを切替えるスイッチ手段とを備えていることを特徴とする切替式エコーキャンセラ。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60

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