特許
J-GLOBAL ID:200903018261267332

AD変換器の評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120324
公開番号(公開出願番号):特開平11-312975
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 複合した故障要因を評価でき、試験周波数に関係なく、少ない演算量で瞬時微分直線性誤差DNLを高い精度で測定できる。【解決手段】 サイン波信号を被試験AD変換器14へ供給し、その変換出力の正弦波成分と余弦波成分との極値をそろえて、各サンプルの二乗和を開平して瞬時振幅を求め(21)、その瞬時振幅の系列に対し、サイン波信号の振幅値を1つおきに挿入し(インターリーブ)(20)、このインターリーブされた瞬時振幅系列に対し、ウエイブレット変換の第1段を行い(46)、その出力をオーバサンプリングしてウエイブレット変換の第2段を行い(46′)、その変換出力のその最大振幅数をピーク検出器23′で検出し、その検出値からDNLを推定する。
請求項(抜粋):
サイン波のアナログ信号を発生する信号発生器と、そのアナログ信号を被試験AD変換器へ供給するためのクロックを発生するタイミング制御器と、上記AD変換器から出力されるデジタル信号を蓄積記憶する波形メモリと、上記波形メモリから記憶されたデジタル信号を取りだし瞬時振幅をもとめる瞬時振幅計算手段と、上記瞬時振幅を入力として移動差分信号を計算するデジタル移動差分第1手段と、上記移動差分信号を入力としてその最大値を求めて微分直線性誤差を推定するピーク検出第1手段と、を備えたことを特徴とするAD変換器の評価装置。

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