特許
J-GLOBAL ID:200903018263978414

情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-063330
公開番号(公開出願番号):特開平6-195795
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 C/Nの良好な光磁気ディスクの再生装置を提供する。【構成】 レーザダイオード1からの出射光ビームは、ビームスプリッタ4を通過して、立ち上げミラー5によって反射されて光磁気ディスク7に投射される。ディスク7からの戻りの反射光は、再び立ち上げミラー5によって反射され、ビームスプリッタ4において再度反射されて、フォトディテクタ11,13によって受光される。この時、立ち上げミラー5に形成された位相補償手段としての誘電体多層膜5aによって、ディスク7からの戻りの反射光に対して位相補償が成され、ビームスプリッタ4がディスク7からの反射光ビームを反射するときに発生するP偏光成分と、S偏光成分との位相差を打ち消すように作用する。これにより信号の検出感度を劣化させることがなく、情報再生装置として高いC/Nを確保することができる。
請求項(抜粋):
光ビームを出射する発光素子と、前記発光素子から出射される光ビームを記録媒体に集光させるとともに、前記記録媒体からの反射光を受光する対物レンズと、前記発光素子と対物レンズとの間に配置され、前記記録媒体からの反射光を反射もしくは透過させることにより、前記記録媒体からの反射光を、前記記録媒体に向かう入射光から分離するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタによって分離された光を受光する受光素子とを備え、前記記録媒体での反射によって発生する光ビームの偏光面の回転を検出して、前記記録媒体から情報の再生を行う情報再生装置において、前記発光素子は直線偏光の光ビームを出射し、直線偏光の偏光方向が、前記ビームスプリッタに対しての2つの偏光方向のうち、一方の偏光方向と一致するように、前記発光素子および前記ビームスプリッタを配置し、前記ビームスプリッタが前記記録媒体からの反射光ビームを分離するときに発生する、その光分離面に対する相互に垂直な2つの偏光方向の光ビームの位相差を打ち消す位相補償手段を、前記対物レンズと前記受光素子との間に設けたことを特徴とする情報再生装置。
IPC (2件):
G11B 11/10 ,  G11B 7/135

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