特許
J-GLOBAL ID:200903018270767240

正立実像の小型レンズアレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163327
公開番号(公開出願番号):特開2000-214305
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で量産性に優れ、小型で物像間距離も短く、しかも性能の優れた正立実像のレンズアレイを提供する。【解決手段】 平行平面の透明基板の表面および裏面の直線上に等しい微小凸集光曲面をそれぞれ薄いベース層で繋がれた状態で等間隔に配し、その表,裏面の集光曲面はそれぞれ光軸を共有する。物体の第1像は物体側の凸集光曲面により基板のほぼ1/2厚みの距離に縮小結像され、その像を像側の凸集光曲面により拡大再結像し正立実像を得る。基板厚みと曲率の関係を定めることにより、正立実像が得られ、1つの凸集光曲面のポンチを金属平面に等間隔に押圧することにより金型を作成し、その金型に紫外線硬化樹脂を滴下し透明基板をのせ、基板側より紫外線を照射する。また、物体側凸集光曲面層の材質と基板の材質が等しく、その材質がプラスチックの場合は射出成形法で、材質がガラスの場合はプレス成形法により一体成形ができる。
請求項(抜粋):
平行平面の透明基板の片側の表面の直線上に等しい微小凸集光曲面がそれぞれ薄いベース層で繋がれた状態で等間隔に配し、反対側の表面の直線上にもこれと等しい微小凸集光曲面がそれぞれ薄いベース層で繋がれた状態で等間隔に配され、透明基板の表裏の微小凸集光曲面がそれぞれ光軸を共有するレンズアレイにおいて正立等倍の実像を得るために物体よりの発散光が物体側の微小凸集光曲面により基板厚みのほぼ1/2の距離に縮小結合され、その像を物体側と対称に配された像側に凸なる微小凸集光曲面により拡大再結像する構成において物体側より順にr<SB>i</SB> :球面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径d<SB>i</SB> :光軸上の厚みまたは空気間隔n<SB>i</SB> :材質の屈折率とし、r<SB>3</SB> :物体側凸集光曲面の曲率半径または非球面の頂点曲率半径d<SB>3</SB> :物体側凸集光曲面層の軸上厚みn<SB>2</SB> :物体側凸集光曲面層の材質の屈折率d<SB>4</SB> :基板の1/2厚みn<SB>3</SB> :基板の材質の屈折率において、1.14<{(d<SB>3</SB> n<SB>3</SB> +d<SB>4</SB> n<SB>2</SB> )・(n<SB>2</SB> -1)}/r<SB>3</SB> n<SB>2</SB> n<SB>3</SB> <1.55 ......(1)なる条件を満足することを特徴とする正立実像の小型レンズアレイ。
IPC (3件):
G02B 3/00 ,  G02B 13/18 ,  G02B 13/24
FI (3件):
G02B 3/00 A ,  G02B 13/18 ,  G02B 13/24
Fターム (16件):
2H087KA08 ,  2H087KA18 ,  2H087LA21 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA34 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA26 ,  2H087RA42 ,  2H087UA01
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 樹脂製レンズアレイおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-037117   出願人:日本板硝子株式会社
  • ライン結像素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-003437   出願人:三菱レイヨン株式会社
  • LEDアレイヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-221905   出願人:株式会社リコー
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