特許
J-GLOBAL ID:200903018273418352

ベーン軸支型回転圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 靖雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-161078
公開番号(公開出願番号):特開2000-352390
出願日: 1999年06月08日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】各ベーンが固定軸を独立軸支する,ベーン軸支型回転圧縮機を提供すること。【解決手段】複数n個の板形状ベーン1各端部にリング形状軸支部材1aを設け,各ベーン他端部がシリンダ4内径表面に回転接触自在に該軸支部材で,固定軸1bに軸支して独立に回転し,該固定軸から偏心距離dを回転軸とする,所定の外径と内径を有する,n等分割のロータ2を設け,半円棒形状の一対の挟持部材3で該ベーンを滑動挟持し,該挟持部材円弧が各該ロータ端部円形凹筒端部に接触滑動自在に嵌合し,一対の該挟持部材の軸方向両端部は一対の円盤形状の挟持保持部材3aで保持固着し,該シリンダ部に吸入口5aと排出口5bとを設け,架台7で支承する事を特徴とするベーン軸支型回転圧縮機法を確保する。
請求項(抜粋):
複数n個の翼板形状ベーン(1)の各端部にリング形状軸支部材(1a)を設け,各ベーン他端部がシリンダ(4)内径表面に回転接触自在に該軸支部材で,該シリンダ軸心としてのベーン回転軸心(Cf )固定軸(1b)に軸支して独立に回転し,該ベーンの軸方向の幅は該シリンダ幅と等しく採り,該ベーン回転軸心から平行に偏心距離(d)離れたロータ回転軸心(Cr )を回転軸とする,外径(Rr ) と所定の内径を有する, n等分割の軸断面円弧形状のロータ(2)を設け,該ロータの軸方向の幅は該シリンダ幅と等しくし,断面が半円棒形状の一対の挟持部材(3)で該ベーンを滑動挟持し,該挟持部材の円弧が各該ロータ端部の円形凹筒面端部に接触滑動自在に嵌合し,該挟持部材の軸方向の幅は該シリンダ幅と等しく採り,一対の該挟持部材の軸方向両端部は一対の円盤形状の挟持保持部材(3a)で保持固着し,n個の該ロータの軸方向正面側には,n個の円盤形状の該挟持保持部材が回転自在に滑動嵌合する凹部を有し,該ロータの外径(Rr ) と所定の内径と等しいリング盤形状の回転保持部材(2b)を設け,各該ロータ端部に固着し,n個の該ロータの軸方向背面側には,n個の円盤形状の該挟持保持部材が回転自在に滑動嵌合する凹部を有し,該ロータの外径(Rr ) と等しい円盤形状の回転基盤(2a)を設け,各該ロータ端部に固着し,該シリンダ正面には,該回転保持部材を回転自在に滑動嵌合する内径を有する板形状のロータ正面支持枠部材(4d)を封着し,更に該ロータ正面支持枠部材の正面側に,該固定軸の端部を固着封止した円盤形状の正面蓋部材(4a)を封着し,該シリンダ背面には,該回転基盤を回転自在に滑動嵌合する内径を有する板形状のロータ背面支持枠部材(4e)を封着し,該回転基盤の背面のロータ回転軸心(Cr )には,回転軸(2c)を軸着し,更に,該ロータ背面支持枠部材の背面側に,該回転軸を回転自在に封止軸支する構造を有する軸受部材(4c)を設けた,円盤形状の背面蓋部材(4b)を封着し,該回転軸他端部には回転手段を用いて可動とし,該シリンダ胴体外側を架台(7)で支承し,該シリンダ内径表面と該ロータの外径(Rr ) ,そして隣接するベーンとで囲む空間部が,該ロータの回転と共に,圧縮と膨張周期を形成する機構とし,該シリンダ胴体部を貫通する吸入口(5a)を,膨張傾向を開始する隣接するベーンとで囲む該空間部と連通する該シリンダ胴体部に配設し,該吸入口から圧縮するべき流体を流入する手段を装備し,該シリンダ胴体部を貫通する排出口(5b)を,圧縮傾向を終了する隣接するベーンとで囲む該空間部と連通する該シリンダ胴体部に配設し,該排出口から圧縮流体を排出する事を特徴とするベーン軸支型回転圧縮機。
Fターム (13件):
3H040AA07 ,  3H040BB04 ,  3H040BB14 ,  3H040CC05 ,  3H040CC09 ,  3H040CC14 ,  3H040CC17 ,  3H040DD08 ,  3H040DD10 ,  3H040DD12 ,  3H040DD15 ,  3H040DD38 ,  3H040DD40
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭58-217790
  • 特開昭58-070087
  • 特開昭57-157091
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