特許
J-GLOBAL ID:200903018275053939

オレフィン重合用触媒及びそれを用いたオレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-242614
公開番号(公開出願番号):特開2003-048913
出願日: 2001年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】 高立体規則性を有する高分子量のオレフィン重合体を、高い触媒活性で製造できるオレフィン重合用触媒及びそれを用いたオレフィン重合体の製造方法を提供する。【解決手段】 (A)(a)チタン化合物、(b)マグネシウム化合物、及び(c)電子供与性化合物を含む固体触媒成分、(B)遷移金属化合物LlM1Xm[M1はIIIA〜VIA族の遷移金属を示す。Lは置換又は未置換のシクロペンタジエニル基を示す。X1は水素、アルキル基、芳香族基、ハロゲン、OR1基又はNR22基(R1及びR2は、アルキル基又は芳香族基を示す。)を示す。l+mはM1の原子価と等しい。]、(C)有機金属化合物、及び(D)電子供与性化合物を含むオレフィン重合用触媒。(B)遷移金属化合物を加えることにより、水素の量を減らさなくても高分子量のオレフィン重合体が得られる。
請求項(抜粋):
(A)(a)チタン化合物、(b)マグネシウム化合物、及び(c)電子供与性化合物を反応させて得られる固体触媒成分、(B)下記一般式(I)で表される遷移金属化合物、(C)下記一般式(II)で表される有機金属化合物、及び(D)下記一般式(III)及び/又は(IV)で表される電子供与性化合物を含むオレフィン重合用触媒。LlM1X1m ・・・(I)[一般式(I)中、M1は周期律表のIIIA〜VIA族の遷移金属を示す。Lは、同一でも異なってもよく、η5でM1に結合する置換又は未置換のシクロペンタジエニル基を示す。X1は、同一でも異なってもよく、水素、炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、炭素数6〜20の芳香族基、ハロゲン、OR1基又はNR22基を示す。R1及びR2は、炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基又は炭素数6〜20の芳香族基を示し、他の基と結合して環を形成してもよい。R2は同一でも異なってもよい。l及びmは1以上の整数で、l+mはM1の原子価と等しい。]R3nM2 ・・・(II)[一般式(II)中、M2は周期律表I〜III(A又はB)族の元素を示す。R3は、同一でも異なってもよく、水素、炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、炭素数6〜20の芳香族基、ハロゲン又はOR4基を示す。R4は炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、又は炭素数6〜20の芳香族基を示す。nはM2の原子価と等しい。]R5pSi(OR6)4-p ・・・(III)R52C(CH2OR6)2 ・・・(IV)[一般式(III)又は(IV)中、R5は、同一でも異なってもよく、水素、炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、炭素数6〜20の芳香族基、又はNR72基を示す。R6及びR7は、同一でも異なってもよく、炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、又は炭素数6〜20の芳香族基を示し、他の基と結合して環を形成してもよい。pは0〜4の整数を示す。]
IPC (2件):
C08F 4/646 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/646 ,  C08F 10/00
Fターム (37件):
4J028AA02A ,  4J028AB02A ,  4J028AC01A ,  4J028AC04A ,  4J028AC05A ,  4J028AC06A ,  4J028AC07A ,  4J028AC09A ,  4J028AC22A ,  4J028BA00A ,  4J028BA02B ,  4J028BB01B ,  4J028BC05B ,  4J028BC06B ,  4J028BC07B ,  4J028BC15B ,  4J028BC16B ,  4J028BC19B ,  4J028CB22C ,  4J028CB25C ,  4J028CB27C ,  4J028CB43C ,  4J028CB52C ,  4J028CB53C ,  4J028CB54C ,  4J028CB62C ,  4J028CB68C ,  4J028CB92C ,  4J028CB93C ,  4J028EB02 ,  4J028EB04 ,  4J028EB05 ,  4J028EB07 ,  4J028EB08 ,  4J028EB09 ,  4J028EB10 ,  4J028GA12

前のページに戻る