特許
J-GLOBAL ID:200903018275458920

一斉同報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318027
公開番号(公開出願番号):特開平6-164738
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 どの電話機からでも、特定番号を入力することにより、所定の複数の相手に対し、一斉同報通信を行うことができる一斉同報装置を得る。【構成】 電話機42は、中継装置40とISDNによって接続されている。ISDNは、回線交換チャネルとパケット交換チャネルとの両方を備え、音声信号は回線交換チャネルを、応答状態はパケット交換チャネルを用いて伝送される。発呼側電話機42aが一斉同報用の特定の番号を出力すると、中継装置40aは、その番号に対応する複数の着呼側電話機42(b、c、d)を呼び出す。着呼側電話機42(b、c、d)からの応答信号はパケット交換チャネルを通じて返送される。中継装置40aは、全ての着呼側電話機42(b、c、d)からの応答信号が返送されたことを発呼側電話機42aのリングバックトーンの音色を変化させることにより、発信者に知らせ、発信者は一斉同報のタイミングを知る。
請求項(抜粋):
回線交換チャネルとパケット交換チャネルとを備えたサービス統合ディジタル網において用いられる一斉同報装置であって、発呼側端末が接続される送信側中継装置と、着呼側端末が接続される受信側中継装置と、を備え、前記送信側中継装置は、前記発呼側端末が出力する番号が同報特定番号であるか否かを判断する同報検出手段と、前記同報検出手段が、前記発呼側端末が出力する番号が同報特定番号であると判断したならば、その同報特定番号に応じてあらかじめ定められた複数の着呼側端末を、前記回線交換チャネルを通じて呼び出す呼び出し手段と、前記呼び出された複数の着呼側端末の全ての端末から、前記パケット交換チャネルを通じて応答信号が返送された場合に、発呼側端末の発信者に、応答信号が全て返送されたことを報知する応答報知手段と、を含み、前記着呼側中継装置は、前記呼び出された着呼側端末が、受信準備が完了したことを表す応答信号を出力した場合、前記応答信号を前記パケット交換チャネルを通じて前記送信側中継装置に送り返す返送手段、を含み、前記発呼側端末の発信者は、全ての着呼側端末からの応答信号が返送されたことを確認してから、全ての着呼側端末に対し、一斉同報通信を行うことを特徴とする一斉同報装置。

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