特許
J-GLOBAL ID:200903018277831467

硬貨貯留放出機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-159362
公開番号(公開出願番号):特開平8-007142
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【構成】 硬貨貯留放出機構を、硬貨(C) 貯留用の略漏斗形状のホッパ(301) と、ホッパ(301) 底部より突出する回転軸(305A)の先端に固定された攪拌棒(309)と、複数の貫通孔(303a)が形成されホッパの底部で回転軸(305A)に同軸状に一方向クラッチ(306) を介して結合された放出用ディスク(303) と、前記ホッパ(301) に固定されたストッパ部材(311) と、放出用ディスクの下側で落下硬貨を収容する硬貨載置部(310) と、放出用ディスクの下側の押出爪(307a)を複数形成した回転自在なスクレーパ(307) と、前記回転軸とスクレーパとを回転駆動する反転可能なモータ(302) とを含み構成する。【効果】 適宜、攪拌棒のみを逆方向に回転することが可能で発生したブリッジを強力にくずし確実に解消することができる。また、予備的に逆回転させれば従来のものに比べて攪拌能力が格段に高まりブリッジを殆ど発生させないという顕著な効果を得ることができる。
請求項(抜粋):
同一種類の硬貨(C) を貯留する略漏斗形状のホッパ(301) と、前記ホッパ(301) の底部に配置され硬貨(C) が1枚ずつ嵌まり込む複数の貫通孔(303a)が形成されており、下方よりホッパ(301) 内に突出する回転軸(305A)に同軸状に一方向クラッチ(306) を介して結合された円形の放出用ディスク(303)と、前記回転軸(305A)の先端に傾斜して固定された攪拌棒(309) と、前記ホッパ(301) に固定され先端が前記貫通孔(303a)の回転軌道上部に位置するストッパ部材(311) と、前記放出用ディスク(303) の下側に配置され硬貨が落下し収容される硬貨載置部(312) と、前記放出用ディスク(303) の下側に配置され外周に前記硬貨載置部(312) を通り硬貨(C) を外部へ押し出す押出爪(307a)を複数形成した回転自在なスクレーパ(307) と、前記回転軸(305A)と前記スクレーパ(307) とを正方向及び逆方向に回転駆動するモータ(302) とを具備した硬貨貯留放出機構。

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