特許
J-GLOBAL ID:200903018288863077

ターゲット核酸断片の検出方法及びターゲット核酸断片の検出キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 政浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-183494
公開番号(公開出願番号):特開2003-000299
出願日: 2001年06月18日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】【課題】 簡便、迅速かつ高感度で小型の装置を用いて実施することのできるターゲット核酸断片の検出方法を提供する。また、これらの検出方法を用いたターゲット核酸断片の検出キットを提供する。【解決手段】 上記課題は、ターゲット核酸断片の特定の塩基配列に基づくポリメラーゼ伸長反応の際に生成するピロ燐酸に対して、酸化酵素を含む酵素反応試薬で処理し、酸化酵素が作用する際に起こる電子移動を、電気化学的活性インターカレータの存在下で増幅し、電気化学的に電流として検出する方法、及びそれらの検出方法を用いた検出キットよって達成される。
請求項(抜粋):
少なくとも一部の塩基配列が既知であるターゲット核酸断片に対し、当該ターゲット核酸断片の一部と相補的な少なくとも一種のプライマー、少なくとも一種のデオキシヌクレオシド3リン酸、及び少なくとも一種のポリメラーゼの存在下に、前記ターゲット核酸断片を鋳型にして前記プライマーの3’末端を起点とするポリメラーゼ伸長反応が連続して進行するか否かにより、前記ターゲット核酸断片の存在またはターゲット核酸断片の塩基配列を検出する方法において、前記ポリメラーゼ伸長反応により生成するピロ燐酸に対して、少なくとも一種の酸化酵素を含む酵素反応試薬を作用させ、電気化学活性インターカレータの存在下に、電極を用いて電気化学的に電流を測定することを特徴とするターゲット核酸断片の検出方法
Fターム (7件):
4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QX05

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