特許
J-GLOBAL ID:200903018290010006

流動床燃焼炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325857
公開番号(公開出願番号):特開平6-174201
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】燃焼物の発熱量がよく変動するような場合にもベッド温度を一定に制御するとともに流動媒体による伝熱管の摩耗を軽減させる。【構成】燃焼物が燃焼する燃焼部34の流動層から熱回収部36に流入する流動媒体31からボイラ水管35群を介して熱吸収させて利用する。また、熱回収部36のホッパ部38における出口部45の流動媒体31を、バルブ26で制御される空気供給量に応じて、燃焼部34の流動層側に開口部43から空気を噴出させて強制還流させるので、ホッパ部38内の流動媒体31の出口部45への流下のオン/オフを制御し、かつその流下度合も制御しながら、流動媒体31の熱を吸収したりしなかったりして熱交換される吸熱量がより正確に制御可能となってベッド温度一定で炉がより良好に制御可能となる。さらに、熱回収部36側に流動化空気を流さないようにすれば、流動媒体31によるボイラ水管35群の摩耗は最小限に押さえられる。
請求項(抜粋):
流動媒体に流動化ガスを供給して前記流動媒体を流動化させるとともに燃焼物が供給されて燃焼される燃焼部と、前記燃焼部から流入する流動媒体から伝熱管群を介して熱を吸収してベッド温度を制御する熱回収部を有する流動床燃焼炉であって、上部容積が大きくなる段部を耐熱性外壁内周部に設け、前記耐熱性外壁内周部との間に前記熱回収部を有するように区分する仕切部材を前記段部上方に設け、前記熱回収部の底部と前記燃焼部を連通させる出口部を前記段部と仕切部材の間に設け、前記出口部の流動媒体を前記燃焼部側に強制還流させる流動化ガス噴出部を前記耐熱性外壁内周部に設け、前記流動化ガス噴出部に接続される管部に流動化ガスの供給量を制御可能な流動化ガス量制御部材を設けた流動床燃焼炉。
IPC (5件):
F22B 1/02 ,  F23C 11/02 305 ,  F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-290402

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