特許
J-GLOBAL ID:200903018290046647

漏れ電流キャンセラ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-156133
公開番号(公開出願番号):特開2004-364344
出願日: 2003年06月02日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】圧縮機の各相巻線からユニットの設置端を介して、アースに流入する漏れ電流を高い圧縮機能力で駆動および如何なる圧縮機駆動装置による回転制御で運転しても、ノイズ対策や漏れ電流を考慮した電気品の構成が簡易化され、低次および高次高調波の周波数成分を抑制させ、漏れ電流の絶対量を1mA以下に低減できるようにする。【解決手段】圧縮機の各相巻線からユニットの設置端を介して、アースに流入する漏れ電流を予め測定した基準絶対量と圧縮機回転数と漏れ電流の条件設定手段に応じて、マイコンで演算と補正を掛けた最適PWM制御のデューティを偏差テーブルから選定し、プッシュプル回路を駆動することで、低コスト化および回路構成を簡易化させ、低次および高次高調波の周波数成分を抑制させ、漏れ電流の絶対量を1mA以下に低減することが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
圧縮機駆動装置から圧縮機の各相巻線と大地アース間に生ずる浮遊容量成分によって、流出入する漏れ電流低減の制御において、交流電源と整流回路の間に、挿接されたノイズ低減用のコモンチョークコイルを、漏れ電流の検出手段として使用せずに(オープンループ制御)、予め測定から漏れ成分の絶対量を検出しておく。この基準絶対量と、交流電源の高電位の位置より、漏れ増減のレベル(ゼロクロス点)を決める位相検出手段を介して、圧縮機駆動用の制御手段(マイコン)から、漏れ低減の駆動手段(例えば、A級プッシュプル回路)を圧縮機駆動のスイッチング時に発生する瞬時電流から、基準量の条件設定値および補正を掛けた信号で、スイッチのタイミングに合わせた漏れ低減駆動を行うと、圧縮機を搭載した空気調和機と冷凍サイクル装置(例えば、冷蔵庫)および給湯機を高い圧縮機の能力および如何なる圧縮機駆動制御で運転しても、アース流入の漏れ電流が低減できることを特徴とする漏れ電流キャンセラ回路。
IPC (2件):
H02P7/63 ,  H02M7/48
FI (2件):
H02P7/63 302R ,  H02M7/48 Z
Fターム (24件):
5H007AA01 ,  5H007AA08 ,  5H007AA12 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007DA05 ,  5H007DA06 ,  5H007DB02 ,  5H007DB12 ,  5H007DC02 ,  5H007DC05 ,  5H007EA16 ,  5H576AA10 ,  5H576BB05 ,  5H576CC05 ,  5H576DD02 ,  5H576EE11 ,  5H576HA02 ,  5H576HB02 ,  5H576HB05 ,  5H576JJ03 ,  5H576JJ17 ,  5H576LL22 ,  5H576LL24

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