特許
J-GLOBAL ID:200903018308361340

心なし研削方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 章吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062669
公開番号(公開出願番号):特開平6-246608
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 心なし研削技術において、工作物支持状態と研削切り込み方向を制御して、工作物の高い真円度を確保しつつ、生産効率を向上する。【構成】 心なし研削加工に際し、調整車Cの軸心Oc およびワークWの軸心Oを結ぶ直線とワークWの軸心Oを通る水平線とのなす角Γを、幾何学的に心高角の最適値とほぼ等しい心高対応角に設定することにより、ワークWの最高真円度を確保する。さらに、ワーク軸心Oを砥石車軸心OG とほぼ同一高さ(心高≒0)に設定することにより、砥石車G,調整車Cの外径寸法の磨耗減少に応じて、軸心OG ,Oc がワークW側へ接近しても、心高対応角Γに変化はなく、この結果、心高調整不要で、ワーク軸心Oが一定高さに保持される。
請求項(抜粋):
工作物を砥石車、調整車および受け板の間に支持して、その円筒面または端面を研削する心なし研削方法において、工作物の軸心が砥石車の軸心とほぼ同一高さになるように、工作物を受け板上に支持するとともに、調整車の軸心および上記工作物の軸心を結ぶ直線と、工作物の軸心を通る水平線とのなす角が幾何学的に心高角とほぼ等しい心高対応角になるように、調整車を配置させ、この調整車または砥石車を、その軸心が工作物の軸心方向へ接近するように切り込ませて、工作物の円筒面または端面を研削するようにしたことを特徴とする心なし研削方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-241260

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