特許
J-GLOBAL ID:200903018312486352

音声自動応答装置における音声対話手順生成設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061552
公開番号(公開出願番号):特開平10-254491
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 音声自動応答装置の実際の稼動において、利用者との間での平均対話回数が少ない、利用者にとって利便性の高い対話手順を生成設定する。【解決手段】 音声自動応答装置が有するデータの複数の属性中の所定の属性に属する語Wi (i=1、2.........)について、それを利用者が発話したと仮定した場合に音声自動応答装置が認識する語をVi として取得し、そして、語Wi を認識語Vi と誤認識する誤認識率またはその推定値P(Wi →Vi )を取得し、それを用い、語Wi の認識語Vi に対する距離d(Wi )を取得し、その距離d(W1 )、d(W2 ).........中の最小値を呈する距離を信頼度R(Vi )として取得し、その信頼度R(Vi )が予定値以上であれば、データの所定の属性に関する対話の手順を目的の対話手順として生成設定し、予定値未満であれば、データの複数の属性に関する対話手順を目的の対話手順として生成設定する。
請求項(抜粋):
音声による利用者との間での対話によって、互に依存性を有する複数の属性を有するデータの多数中から、上記利用者が所望とするデータを上記利用者に自動的に提供するようになされた音声自動応答装置における、上記対話の手順を生成する音声対話手順生成設定装置であって、上記音声対話手順生成設定装置が、上記多数のデータの複数の属性中の所定の属性に属する語をW1 、W2 .........とし、それら語W1 、W2 .........の集合を語彙とするとき、その語彙に含まれる語Wi (ただし、i=1、2.........)について、その語Wi を利用者が発話したと仮定した場合に、その語Wi を上記音声自動応答装置が認識語Vi として取得する認識語取得手段と、その認識語取得手段で取得される認識語Vi を用いて、上記音声自動応答装置が上記語Wi を上記認識語Vi であると誤認識する誤認識率またはその推定値を、上記語Wi が上記認識語Vi と同じ内容である組合せの場合を除いて、P(Wi →Vi )として、取得する誤認識率またはその推定値取得手段と、その誤認識率またはその推定値取得手段で取得される上記誤認識率またはその推定値P(Wi →Vi )を用いて、上記語Wi の上記認識語Vi に対する距離をd(Wi )として取得する距離取得手段と、その距離取得手段で取得される距離d(W1 )、d(W2 ).........中の最小値を呈する距離を、mini d(Wi )として取得し、その最小距離mini d(Wi )を、それに係る上記認識語Vi の、R(Vi )=mini d(Wi )で表される信頼度R(Vi )として取得する信頼度取得手段と、その信頼度取得手段で取得される上記信頼度R(Vi )が予定の信頼度以上である場合、上記複数の属性中の上記所定の属性に関する、音声による利用者との間での対話の手順を、目的の対話の手順として生成設定し、上記信頼度R(Vi)が上記予定の信頼度未満である場合、統計的な対話モデルにもとづく、音声による利用者との間での対話の平均回数の推定値を取得し、その推定値を用いて、音声による利用者との間での対話の回数の期待値が最小になる、上記複数の属性に関する、音声による利用者との間での対話の手順を、目的の対話の手順として生成設定する対話手順生成設定手段とを有することを特徴とする自動応答装置における音声対話手順生成設定装置。
IPC (2件):
G10L 3/00 561 ,  G10L 3/00 571
FI (2件):
G10L 3/00 561 G ,  G10L 3/00 571 H

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