特許
J-GLOBAL ID:200903018316662074

個人認証装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040555
公開番号(公開出願番号):特開平10-234711
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】個人認証装置において、特徴抽出信号レベルや再現性の低下を防止し、長期間に亘り精度の高い照合を行うことを可能とする。【解決手段】個人認証装置の特徴抽出手段10は、複数の線状電極11からなる入力部18を有する。線状電極11は、被認証者の指の皮膚を接触させるように配置された入力表面11aを有する。入力表面11に指が接触することにより得られる線状電極11間の電気抵抗の分布から指の特徴が抽出される。線状電極11に抽出電圧を付与するための電源13と並列に分圧用抵抗が複数個接続され、各分圧抵抗間にアナログスイッチ12cが接続される。特徴の抽出は複数回繰返し行われ、抽出用電圧として、第1回目の抽出時において基準電圧値5Vより高い最高電圧値12Vが使用され、その後の8回目の抽出時までは1Vずつ電圧が低下される。
請求項(抜粋):
被認証者の皮膚を接触させるように配置された複数の線状電極を含む入力表面と、前記入力表面に前記皮膚が接触することにより得られる前記線状電極間の電気抵抗の分布から前記皮膚の特徴を抽出するための抽出回路と、前記皮膚の基準データを登録するための記憶手段と、前記抽出回路で得られた測定データと前記基準データとを照合するための照合手段と、前記抽出回路による前記特徴の抽出を複数回繰返し行うと共に、前記特徴を抽出するために前記線状電極間に付与する抽出用電圧として、第1回目の抽出時において基準電圧値より高い最高電圧値を使用し、その後の所定回数目の抽出時までは、最高電圧値から順次値を低下させた電圧値を使用するように制御するための制御手段と、を具備することを特徴とする個人認証装置。

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