特許
J-GLOBAL ID:200903018317038331

原子炉燃料集合体のスペーサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114044
公開番号(公開出願番号):特開平10-039068
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 部品数を増やすことなく、異物が燃料棒回りの冷却剤内に混入することを防止し、しかも、冷却剤に対する流れ抵抗を増加させない装置を提供する。【解決手段】 スペーサ7は、細長い要素3を原子炉燃料集合体内に、1個または複数個のレベルにおいて保持し、位置決めしている。スペーサは、格子構造の互いに接合されたスリーブ状セル9を有している。冷却剤が燃料集合体1を通り上方へ流される。大多数のスリーブ状セル9は波状の上流端縁を設けられている。上流端縁は、上方へ流れる冷却剤が先ず、スリーブ9の接合部の間に位置する縁部分9bに当たり、次に、スリーブの接合部に位置する縁部分9aに当たるように波状に形成されている。これら縁部分9a、9bの間に、傾斜縁9cが形成されている。
請求項(抜粋):
原子炉の燃料集合体(1)内において、細長い要素(3)を1個または複数個のレベルにおいて保持し位置決めするためのスペーサ(7)にして、冷却剤を、燃料集合体(1)内を通り上方へ流す格子構造の互いに接合されたスリーブ状セル(9)を有するスペーサ(7)において、前記スリーブ状セル(9)の大多数が、上流端縁を波状に形成され、それにより、上方に流れる冷却剤が先ず、スリーブ(9)の接合部の間に位置する端縁部(9b)に、次に、スリーブの接合部に位置する端縁部(9a)に当たるようになっており、これら端縁部(9a,9b)の間に傾斜縁部(9c)が形成されていることを特徴とするスペーサ。

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