特許
J-GLOBAL ID:200903018319704983

電気外科ジェネレータ・エネルギ用自動制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-510706
公開番号(公開出願番号):特表平8-510946
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】電気外科ジェネレータ(11)の制御は、乾燥期において活性電極(12)と戻り電極(13)間の組織のインピーダンスに応答する。電気外科ジェネレータの活性リードと戻りリードがエネルギ(25)を供給し、ユーザ制御部(16)が電気外科処置のため要求されるエネルギ(25)の準位を設定する。電圧検出回路(17)と電流検出回路(19)が、リードにおける高周波エネルギ(25)に応答してリードに電圧および電流の信号を生じる。乗算器(21)が電力を計算するために信号を受ける。クロック(23)が、電力の計算の単位時間を設定する。積分器(24)が、単位時間毎にリードを介して供給されるエネルギ(25)を計算する。ユーザ制御部(16)が、要求されるエネルギ(25)の準位に対する基準信号(26)を設定する。相関回路(27)が、積分器(24)からのエネルギ(30)の計算と基準信号(26)とを受取り、リードに対するエネルギ(25)の電気外科ジェネレータの供給を変更するためにエネルギ(25)の計算がユーザ制御部(16)の設定に等しくなる時を表示するフィードバック信号(28)を提供する。カウンタ(38)が、ユーザ制御部(16)の設定に対して供給されるエネルギのパケット数(40)を集計し、供給された総エネルギ(25)は、パルス間の時間がユーザ制御部(16)により制御されるパルスを含む多数のパケット・シーケンスの関数である。本方法は、組織の乾燥期におけるインピーダンスを測定して電気外科ジェネレータ(11)の出力を変更する際に自動制御部(10)を使用する。
請求項(抜粋):
組織の乾燥期における電気外科ジェネレータ(11)の活性電極(12)と戻り電極(13)との間の組織のインピーダンス・レベルに応答する電気外科ジェネレータ(11)のための自動制御装置(10)において、 高周波の電気外科エネルギ(25)を供給するために活性リード(14)と戻りリード(15)とを持ち、電気外科処置のため要求されるエネルギ(25)の準位を設定するためのユーザ制御部(16)を含む電気外科ジェネレータ(11)と、 前記電気外科ジェネレータ(11)により供給され前記リードに流れる高周波の電気外科エネルギ(25)に応答し、前記活性リード(14)と前記戻りリード(15)との間の電圧レベルの信号を提供することができる電圧検出回路(17)と、 前記電気外科ジェネレータ(11)により供給され前記戻りリード(15)に流れる高周波の電気外科エネルギ(25)に応答し、電流レベル信号(20)を提供することができる電流検出回路(19)と、 前記電圧検出回路(17)および前記電流検出回路(19)からの信号を受取り、該信号を前記電気外科ジェネレータ(11)の前記リードに流れる電力を計算するため一緒に乗じる乗算器(21)と、 前記乗算器(21)により計算された電力の流れが考えられる単位時間を確立するクロック(23)と、 前記乗算器(21)の瞬時電力(22)の計算に基いて前記クロック(23)により確立された各単位時間毎に前記リードを介して供給されるエネルギ(25)を計算する積分器(24)と、 ユーザにより要求されるエネルギ(25)の準位を表わす基準信号(26)を設定するユーザ制御部(16)と、 積分器(24)からのエネルギ(30)の計算と前記ユーザ制御部(16)の設定による基準信号(26)とを受取り、前記エネルギ(25)の計算が前記活性リードおよび前記戻りリード(15)に対する高周波の電気外科エネルギ(25)の前記電気外科ジェネレータ(11)の供給を変更させるために前記ユーザ制御部(16)の設定に等しい時を表示するフィードバック信号(28)を提供する相関回路(27)とを備える電気外科ジェネレータ(11)のための自動制御装置(10)。

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