特許
J-GLOBAL ID:200903018325076153
海水に接する構造物の防汚方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 辰雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128111
公開番号(公開出願番号):特開平11-303041
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 環境に優しく、施工性や再加工性に優れた電気化学的海生生物付着抑制または防止する方法を提供する。【解決手段】 海水に接する構造物の表面をチタンからなる基材で構成し、該チタン表面にコバルト又はマンガン含有溶液を塗布し、熱活性化処理で酸化コバルト又は酸化マンガンに変換する。該酸化物被覆チタンを陽極として塩素を発生しないで酸素のみ発生する電位に保持することによって該構造物の海水界面に海生生物の付着を抑制する。
請求項(抜粋):
海水に接するコンクリート構造物の接水面にチタン溶射皮膜を施し、もしくは該コンクリート構造物の接水面を板状または薄板状のチタン材で表面を覆い、その上にコバルトまたはマンガン含有溶液、もしくはこれらの溶液にイリジウムを混合した溶液を塗布し、熱活性化処理により酸化コバルトまたは酸化マンガン皮膜に変成させ、次いで該溶射皮膜またはチタン材を直流電源の正極に接続して陽極とし、該陽極を酸素発生電位内に保持し塩素発生限界電位により卑な電位で通電することを特徴とするコンクリート構造物海面に海生生物の付着を抑制または防止する方法。
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