特許
J-GLOBAL ID:200903018329763139
多室形空気調和機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩橋 文雄
, 坂口 智康
, 内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-295122
公開番号(公開出願番号):特開2005-061767
出願日: 2003年08月19日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】 複数の室内機を有する多室形空気調和機において、流量調整用の膨張弁に対して全閉を指示しているにもかかわらず、実際には開度パルスずれのため微開となっているために、システムが異常判定してしまうという誤動作を防止することを目的とする。 【解決手段】 室内吸込温度と熱交換器出口温度の温度変化から膨張弁の微開を検知記憶させ、設定期間内での圧縮機ON回数との比較により初期化実施頻度を抑制することにより、弁を完全に閉じ冷媒漏れを防ぎながら、膨張弁初期化音を低減できるものである。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
能力可変型圧縮機(以降、圧縮機)、室内熱交換器、室外熱交換器、減圧可能な電動式膨張弁(以降、膨張弁)、及び暖房運転と冷房または除湿運転を切換える4方弁、並びに室内送風機、室外送風機とで形成される冷凍サイクルを具備した2室以上の室内機を接続した多室形空気調和機において、室内吸込温度の検出装置と記憶装置と比較装置からなる室内吸込温検出手段、冷媒の蒸発温度が検知可能な室内熱交温度の検出装置と記憶装置と比較装置からなる室内熱交温検出手段、室内サーモON/OFF時間を検出記憶するサーモON/OFF検出手段、前記圧縮機ON/OFFの状態と時間と回数を検出記憶する圧縮機ON/OFF検出手段、前記膨張弁を任意のパルス設定値にて駆動させる膨張弁駆動装置と前記パルス設定値を記憶させるパルス設定値記憶装置からなる膨張弁駆動手段を備え、前記膨張弁の開度異常検知判定装置と回数検出装置と回数記憶装置と開度異常頻度比較装置からなる膨張弁開度異常検知手段、圧縮機ON回数により膨張弁初期化実施回数を設定する初期化実施判定手段により構成され、圧縮機が規定時間以上運転後、ON継続状態で1台目の室内機のサーモOFF時、サーモOFF直後の室内吸込温度(以降、吸込温)及び室内熱交換器出口温度(以降、熱交温)を記憶し、設定時間経過後、サーモOFF継続状態であれば、例えば、冷房運転または除湿運転において、前記設定時間後の吸込温が、サーモOFF直後の吸込温以上で、かつ、サーモOFF直後と前記設定時間後との熱交温差が設定値以上の場合に、膨張弁開度異常手段により、膨張弁開度異常検知し、膨張弁開度異常検知の回数を記憶させ、設定期間内での圧縮機ON回数に対する前記膨張弁開度異常検知回数の比率(頻度)が基準として設定する基準値比率より少ない場合、圧縮機OFF後の膨張弁初期化実施頻度を低減させることを特徴とする多室形空気調和機。
IPC (3件):
F25B5/02
, F24F11/02
, F25B13/00
FI (7件):
F25B5/02 520Z
, F24F11/02 102E
, F24F11/02 102F
, F24F11/02 102T
, F25B13/00 N
, F25B13/00 104
, F25B13/00 371
Fターム (23件):
3L060AA01
, 3L060CC02
, 3L060CC04
, 3L060CC08
, 3L060CC19
, 3L060DD05
, 3L060EE21
, 3L092AA10
, 3L092AA11
, 3L092BA23
, 3L092DA12
, 3L092EA05
, 3L092EA09
, 3L092EA15
, 3L092EA18
, 3L092FA26
, 3L092GA05
, 3L092GA06
, 3L092HA12
, 3L092JA10
, 3L092KA05
, 3L092KA08
, 3L092LA05
引用特許:
出願人引用 (2件)
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空気調和機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-026994
出願人:株式会社富士通ゼネラル
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空気調和機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-208114
出願人:株式会社日立製作所
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