特許
J-GLOBAL ID:200903018332716540

密閉形2シリンダロータリ圧縮機及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-133553
公開番号(公開出願番号):特開2003-328972
出願日: 2002年05月09日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】密閉形2シリンダロータリ圧縮機において、クランク軸の信頼性を確保しつつ、安価に製作できると共に、圧縮機全体寸法を大きくすることなく押除量を増加またはローラ端面のシール長を長くして圧縮機の能力向上または効率向上を図る。【解決手段】圧縮機構部21の二つの圧縮要素をクランク軸5の180度の位相差を有する二つの偏心部52、52Aで駆動し、副ベアリング11に嵌入される副ベアリング嵌入部56の外径を主ベアリング7に嵌入される主ベアリング嵌入部51の外径よりも小さくし、二つの偏心部52、52Aにおける反偏心軸側の外周面を主ベアリング嵌入部51の外周面よりへこませ、二つの偏心部52、52Aを連接する連接部53に主ベアリング嵌入部51の外径より小径の部分54を設けると共に、その小径部分54の軸方向の長さを主ベアリング側のローラ52の高さ以上にする。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、電動機部と、180度の位相差を有する二つの偏心部を設けたクランク軸で前記電動機部に連結する圧縮機構部とを備え、その圧縮機構部は二つの圧縮要素を備え、それぞれの圧縮要素を構成する2個のシリンダは仕切り板を介して連結し、前記シリンダと前記仕切り板と前記シリンダを閉塞する閉塞部を備えて前記クランク軸を支承する主ベアリング及びと副ベアリングとで二つの圧縮室を構成し、これら二つの圧縮室内を前記偏心部に嵌合されたローラが偏心回動して圧縮作用をなすようにした密閉形2シリンダロータリ圧縮機において、前記副ベアリングに嵌入される副ベアリング嵌入部の外径を前記主ベアリングに嵌入される主ベアリング嵌入部の外径よりも小さくし、前記二つの偏心部における反偏心軸側の外周面を前記主ベアリング嵌入部の外周面よりへこませ、前記二つの偏心部を連接する連接部に前記主ベアリング嵌入部の外径より小径の部分を設けると共に、その小径部分の軸方向の長さを主ベアリング側の前記ローラの高さ以上にしたことを特徴とする密閉形2シリンダロータリ圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/356 ,  F04C 23/00 ,  F04C 29/00
FI (3件):
F04C 18/356 E ,  F04C 23/00 E ,  F04C 29/00 B
Fターム (9件):
3H029AA04 ,  3H029AA13 ,  3H029AB01 ,  3H029BB32 ,  3H029BB42 ,  3H029CC02 ,  3H029CC16 ,  3H029CC17 ,  3H029CC19
引用特許:
審査官引用 (4件)
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