特許
J-GLOBAL ID:200903018334814302

ループ式低張力電線移動工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沢 國雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312543
公開番号(公開出願番号):特開平8-149637
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 架空電線を地上に降ろさずに、既設鉄塔から新設鉄塔へ移動する。【構成】 鉄塔1を経由し鉄塔15から鉄塔17に至る既設ルートの電線2を、新設鉄塔3を経由する鉄塔15から鉄塔17に至る新設ルートに移動させるため、新設ルートには主索ワイヤ12と吊金車11と延線用ロープ13を配置し、既設ルートには主索ワイヤ12と吊金車11を配置して、吊金車11に電線2を掛ける。次に電線2を各鉄塔から外し、延線用ロープ13と電線2とを接続し、ウインチで延線用ロープ13を巻き取れば、電線は新設ルートに移動される。【効果】 電線を地上に降ろさずに移動するので、電線の保護、電線の下を横切る道路、鉄道の保護のための足場が不要となる。電線は吊金車内を移動されるので、低張力で移動が可能である。
請求項(抜粋):
鉄塔に張られた架空送電線を、既設ルートから、新設鉄塔を経由する新設ルートに移動する工法であって、新設ルートに主索ワイヤと吊金車と延線用ロープとを配置し、既設ルートには主索ワイヤと吊金車を配置して既設ルートの電線を吊金車に掛ける第1の工程と、既設ルートの電線を鉄塔から外し、その終端を後端ロープに、また、その先端を延線用ロープに、それぞれ連結する第2の工程と、延線用ロープの先端に取り付けたウインチの巻き取りにより延線用ロープを介して既設ルートの電線を新設ルートに移動させ、鉄塔に取り付ける第3の工程とからなる電線移動工法。
IPC (2件):
H02G 1/02 301 ,  H02G 1/02

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