特許
J-GLOBAL ID:200903018338707551
空気調和装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086933
公開番号(公開出願番号):特開平5-288413
出願日: 1992年04月08日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 空気調和装置の連絡配管長に対応する圧力損失分だけ能力制御の制御目標値を補正する際に、補正精度の悪化を防止する。【構成】 圧縮機1の運転容量と室外ユニットA-室内ユニットB間のガス側連絡配管11bにおける圧力損失ΔTeとの関係を、ガス側連絡配管11bの長さをパラメータとする複数の関係式として記憶しておく。設定運転制御手段53により、冷房サイクルで圧縮機1の容量を一定として設定運転を行い、過熱度Shが所定値αよりも小さいときに、蒸発圧力相当飽和温度T2 -吸入圧力相当飽和温度Te の差(T2 -Te )と圧縮機1の運転容量fとの関係から、当該空気調和装置の連絡配管長に該当する補正係数Kをγ1 〜γ4 のうちのいずれかを決定する。設定運転は、油戻し運転モードが好ましい。また、冷房運転中に、圧縮機1の容量fと補正係数Kとの積を用いて能力制御の制御目標値を補正する。
請求項(抜粋):
運転容量が可変に調節される圧縮機(1)及び熱源側熱交換器(6)を有する室外ユニット(A)と、利用側熱交換器(12)及び利用側電動膨張弁(13)を有する室内ユニット(B)とを液側連絡配管(11a)及びガス側連絡配管(11b)で接続するとともに、上記室外ユニット(A)における冷媒の吸入圧力相当飽和温度を検出する吸入圧力検出手段(P2)を備え、空気調和装置の冷房運転中に、該吸入圧力検出手段(P2)で検出される吸入圧力相当飽和温度に応じて上記圧縮機(1)の運転容量を能力制御するようにした空気調和装置において、上記利用側熱交換器(12)における冷媒の蒸発圧力相当飽和温度を検出する蒸発圧力検出手段(Th2)と、上記圧縮機(1)の運転容量とガス側連絡配管における冷媒の圧力損失との関係を、上記ガス側連絡配管(11b)の長さをパラメータとする複数の関係式として記憶する記憶手段(51)と、空気調和装置を冷房サイクルにして、上記圧縮機(1)の運転容量を一定とするよう運転する設定運転制御手段(53)と、該設定運転制御手段(53)による運転中、吸入冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段(60)と、上記設定運転制御手段(53)による空気調和装置の運転中、上記過熱度検出手段(60)で検出される吸入過熱度が所定値よりも小さいときに、上記吸入圧力検出手段(P2)及び蒸発圧力検出手段(Th2)で検出される蒸発圧力相当飽和温度-吸入圧力相当飽和温度の差と圧縮機(1)の運転容量との関係から、上記記憶手段(51)に記憶される複数の関係式のうち当該装置の連絡配管長に対応する関係式を補正係数として決定する補正係数決定手段(54)とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
引用特許:
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