特許
J-GLOBAL ID:200903018339869938

航法装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-300930
公開番号(公開出願番号):特開平8-159786
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【構成】車速センサ203とジャイロ202とにより移動体の第1の仮現在位置を求める。CD-ROMに記憶された道路地図情報に基づき第1の仮現在位置を補正して第2の仮現在位置を求める。一方、GPS受信機205の受信情報から第3の仮現在位置を求める。第2と第3の仮現在位置が一定距離以内ならば第2の仮現在位置を最終現在位置とする。第2と第3の仮現在位置が一定距離以上離れていれば、GPS受信機205の受信情報から得られる移動体の速度および方位を求め、これをセンサ203およびジャイロ202による速度および方位と比較し、その整合度が高い場合には第3の仮現在位置に基づいて最終現在位置を決定する。整合度が低い場合には電波航法の信頼性が低いと判断して、第2の仮現在位置に基づいて最終現在位置を決定する。【効果】電波航法と自立航法で相互に補完し合いながら、常に一定レベル以上の信頼性をもって現在位置を決定することのできる。
請求項(抜粋):
道路上を移動する移動体上に搭載され、移動体の現在位置を出力する航法装置であって、移動体の進行方位を計測する方位計測手段と、移動体の走行距離を計測する距離計測手段と、移動体の速度を計測する速度計測手段と、道路地図情報を記憶する記憶手段と、前回決定された移動体の現在位置を前記方位計測手段および前記距離計測手段の計測結果に基づいて、第1の仮現在位置を決定する自立航法手段と、前記記憶手段に記憶されている、前記第1の現在位置の周辺範囲内の道路地図情報と少なくとも前記第1の仮現在位置とを照合し、最も照合度の高い道路上の位置を第2の仮現在位置とする地図照合手段と、複数の人工衛星からの電波に基づいて移動体の現在位置を第3の仮現在位置として求めるとともに移動体の速度を計測する電波航法手段と、前記速度計測手段により計測された第1の計測速度と、前記電波航法手段によって計測された第2の計測速度とを比較し、その整合度の高さを求める速度比較手段と、該速度比較手段により求めた速度の整合度が一定値よりも低い場合は、前記第2の仮現在位置に基づいて最終的な現在位置を決定し、前記速度の整合度が一定値よりも高い場合は前記第3の仮現在位置に基づいて最終的な現在位置を決定する現在位置選択手段と、を備えることを特徴とする航法装置。
IPC (5件):
G01C 21/00 ,  G01S 5/02 ,  G01S 5/14 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10

前のページに戻る