特許
J-GLOBAL ID:200903018340970944

データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287841
公開番号(公開出願番号):特開平8-147164
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 高い周波数で動作させた場合に高い性能が得られるようにMステージがM1ステージおよびM2ステージの2つに分割されたデータ処理装置において、低い周波数で動作させた場合でも性能の劣化が起き難くなるようにする。【構成】 演算器22へのバイパス経路42,44,46,48を選択するバイパス選択回路52と、Lステージでレジスタファイル10から読み出されたオペランドのデータアドレスの比較結果に基づいてEステージをストールさせるストール制御回路50と、パイプライの高周波数動作時には制御回路50のストール動作を許容する一方、低周波数動作時にはストール動作を抑制するストール動作モード指示回路54とを備える。
請求項(抜粋):
パイプライン方式を用いたデータ処理装置であって、各々、パイプラインの各ステージからレジスタファイルを迂回して演算器にデータを伝えるための複数のバイパス経路と、演算に必要なオペランドのレジスタアドレスの比較結果に基づいて演算器へのバイパス経路を選択するバイパス選択手段と、前記バイパス選択手段の選択に応じて演算器へのバイパス経路を切り換えるバイパス切換手段と、前記レジスタファイルから読み出されたオペランドのレジスタアドレスの比較結果に基づいて演算ステージをストールさせるストール制御手段と、前記バイパス選択手段に選択されたバイパス経路からのデータを用いた演算操作が演算ステージの基本演算サイクル内に完了し得るか否かを判断し、前記演算操作が完了し得ないと判断される高周波数動作時にはストール制御手段のストール動作を許容する一方、前記演算操作が完了し得ると判断される低周波数動作時にはストール制御手段のストール動作を抑制するストール判定手段とを備えていることを特徴とするデータ処理装置。

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