特許
J-GLOBAL ID:200903018341024597

磁気デイスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185158
公開番号(公開出願番号):特開平5-006635
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 磁気ヘッドの切り換えを高速かつ安定に行う。【構成】 ヘッド切り換え時の目標位置信号を発生する機構13と、演算時間遅れあるいは位相遅れの量に応じて目標位置信号を発生する機構12と、ヘッド支持機構1の近似逆モデルにより目標加速度信号を発生する機構9を設けた。【効果】 目標位置信号を修正し、これと目標加速度信号を用いた制御により、高速で安定なヘッド切り換えが可能となる。
請求項(抜粋):
同心円状のトラックに沿ってデータの間に周期的に位置情報を配置して記憶した複数個のデータデイスクと、該データデイスクの各々にアクセスするためにデータデイスク毎に設けられた磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの全てを支持する支持機構と、該機構を移動させるためのアクチュエータと、上記磁気ヘッドの位置を該ヘッドが読みだした上記位置情報から検出する位置検出手段と、該手段により得られた位置信号にもとづき上記アクチュエータの駆動指令値を求めて上記磁気ヘッドが所定位置にあるように制御する制御手段とを有する磁気デイスク装置に於て、上記制御手段は、上記1つの磁気デイスクの1つのトラックへ磁気ヘッドがアクセス中に他の磁気デイスクの上記トラックと同一番号にあるトラックへアクセスを切り換えるときに、切り換え先の磁気デイスクに対向する切り換え先磁気ヘッドの切り替え時点の位置偏差あるいは切り替え時点以降の位置偏差を上記位置検出手段の出力を用いて算出する第1の手段と、上記位置偏差から上記切り換え先磁気ヘッドの目標位置信号を算出する第2の手段と、上記位置偏差に上記切り換え先磁気ヘッドを制御する制御系の時間遅れ及び位相遅れを補償するための時間遅れ要素から修正目標位置信号を算出する第3の手段と、上記目標位置信号を入力して上記ヘッド支持機構の伝達特性の近似逆特性を利用して目標加速度信号を算出する第4の手段と、上記切り換え先磁気ヘッドの切り換え後の位置と上記修正目標位置信号との差が零となるようにする制御信号を算出する第5の手段と、上記制御信号と上記目標加速度信号との和によって上記アクチュエータを駆動制御する第6の手段と、より成ることを特徴とする磁気デイスク装置。
IPC (2件):
G11B 21/08 ,  G05D 3/12

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