特許
J-GLOBAL ID:200903018342297660

鋼管柱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-133326
公開番号(公開出願番号):特開平9-317003
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 鋼管を柱材とする上下柱の嵌合による接合に充填モルタルを採用することで、これまでの溶接を不要とし、しかも建込みに際する上柱の方位もワンタッチで決まり、上柱を吊り降ろすだけで建込み作業の施工を終了する。【解決手段】 上下柱の何れか一方の端部を開口端として内部が支圧板3により仕切られた所要高さの受入端部4に形成する。その受入端部4に臨む上下柱の何れか他方の端部を内側に周縁支圧板7を設けて閉塞する。上記柱材と同形で一端を芯部支圧板11により閉鎖し、かつ側面の上下所要個所にガイドピース13,14を突設した管状体を、周縁支圧板7に閉鎖端を外側に同心に取付けて柱材から突出した継手部材12となす。継手部材12を受入端部4に挿入した状態でガイドピース13,14により形成された継手部材周囲の間隙17にモルタル18を充填して上下柱を一体に接合する。
請求項(抜粋):
同一平断面形状の鋼管を柱材とする下柱と上柱とを嵌合により一体に接合した鋼管柱であって、上下柱の何れか一方の端部を開口端として内部が支圧板により仕切られた所要高さの受入端部に形成し、その受入端部に臨む上下柱の何れか他方の端部を内側に周縁支圧板を設けて閉塞するとともに、上記柱材と同形で一端を芯部支圧板により閉鎖し、かつ側面の上下所要個所にガイドピースを突設した管状体を、上記周縁支圧板に閉鎖端を外側に同心に取付けて柱材から突出した継手部材となし、その継手部材を上記受入端部に挿入した状態で、上記ガイドピースにより形成された継手部材周囲の間隙にモルタルを充填して上下柱を一体に接合してなることを特徴とする鋼管柱。

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