特許
J-GLOBAL ID:200903018349474524

スペクトラム拡散通信受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048201
公開番号(公開出願番号):特開平5-252137
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 移動体通信などでC/Nが悪い状況でも、正確な再生クロック信号を生成することができるスペクトラム拡散通信受信装置を提供する。【構成】 同期捕捉器(DMF)4から出力する相関値と理想的な相関値とを比較演算し換算係数kを決定する相関値比較器17と、換算係数kを相関値に乗算する乗算器18を従来のスペクトラム拡散通信受信装置に新たに加えることにより、C/Nが悪い状況でも、劣化した同期捕捉器4から出力する相関値で正確な再生クロック信号の制御が可能となる。
請求項(抜粋):
スペクトラム拡散されたベースバンド受信信号と同じ擬似雑音系列を出力する擬似雑音系列発生器と、ベースバンド受信信号と擬似雑音系列発生器から出力する擬似雑音系列を入力し、同期捕捉を行うとともに相関値を出力する同期捕捉器と、同期捕捉器から出力する相関値と理論相関値とを比較演算し換算係数kを出力する相関値比較器と、同期捕捉器から出力する相関値のなかで擬似雑音系列の1周期ごとに現れる最大値のタイミングを検出し、最大相関値タイミング信号を出力する最大相関値検出器と、相関値比較器から出力する換算係数kを同期捕捉器から出力する相関値に乗算する乗算器と、乗算器から出力する相関値を擬似雑音系列の1チップ長分だけ遅延する遅延器と、遅延器出力である擬似雑音系列の1チップ長分だけ遅延した相関値から、乗算器出力である相関値を減算し誤差信号を出力する減算器と、最大相関値検出器から出力する最大相関値タイミング信号で誤差信号を出力するラッチと、ラッチされた誤差信号を入力し進相/遅相信号を出力する再生クロック制御器と、進相/遅相信号を入力し正確な再生クロック信号を出力するVCO(電圧制御発振器)を有するスペクトラム拡散通信受信装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-107228

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