特許
J-GLOBAL ID:200903018352463886

タキソ-ジテルペノイドの水溶性オニウム塩

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518709
公開番号(公開出願番号):特表平9-510189
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】タキソ-ジテルペノイド-Cn,2-O-アザ-アレンは、水溶性プロドラッグとして使用される。たとえば、タキソール-2’-メチルピリジニウムトシレート(MPT)は、高められた水溶性、血清タンパク質による速やかな活性化、ほとんどの水溶液で良好な安定性、タンパク質-タキソール中間体の形成および循環系での良好な保持を特徴とする。活性化された形態の毒性(細胞)は、誘導体化されていないタキソールに匹敵するかまたはそれ以上である。さらに、タキソール-2’-MPTは、タキソールおよび2-フルオロ-1-MPT間の簡単な1段階反応によって合成できる。本発明は、2-ハロゲン化-アザ-アレンのオニウム塩と反応する水酸基を有するタキソール並びにタキソール類似体に応用可能である。たとえば、タキソール、タキソールC-2置換同族体およびタキソテレの各々は、2’そして7位に反応性水酸基を有する。本発明は、広範囲の2-ハロゲン化-アザ-アレンにもまた応用可能である。
請求項(抜粋):
次式で表されることを特徴とするタキソ-ジテルペノイド: (式中、RXは、Phおよびt-BuOから成る群より選ばれ;R10は、OACおよびOHから成る群より選ばれ;RYは、ベンジルおよび次の構造から成る群より選ばれ: そして、R2’およびR7は、各々、OHおよび2-O-アザ-アレンのオニウム塩から成る群より選ばれる。ただし、R2′およびR7の少なくとも1つは、前記2-O-アザ-アレンのオニウム塩であり、 該2-O-アザ-アレンのオニウム塩は、次式で表されるオニウム塩Iおよびオニウム塩IIから成る群より選ばれる。) (式中、Z1およびZ2は、各々、CおよびNから成る群より選ばれ、Z3は、SおよびOから成る群より選ばれ; R1は、C1-C6アルキル,アリル,アレンキシル,プロパルギルおよび縮合アリールから成る群より選ばれ; R2およびR6は、各々、H,C1-C6アルキル,アリール,アレンキシル,プロパルギルおよび縮合アリールから成る群より選ばれ; Z1がCである場合、R3は、H,C1-C6アルキル,アリール,アレンキシル,プロパルギル,C1-C6 O-アルキル,OH,ハロゲンおよび縮合アリールから成る群より選ばれ;Z1がNである場合、R3は存在せず;R4およびR8は、各々、H,C1-C6アルキル,アリール,アレンキシル,プロパルギル,C1-C6 O-アルキル,OH,ハロゲンおよび縮合アリールから成る群より選ばれ;そしてZ2がCである場合、R5は、H,C1-C6アルキル,アリール,アレンキシル,プロパルギル,C1-C6 O-アルキル,OH,ハロゲンおよび縮合アリールから成る群より選ばれ;Z2はNである場合、R5が存在せず;そしてS-は対イオンである)。
IPC (6件):
C07D405/12 213 ,  A61K 31/335 ADU ,  A61K 31/335 AGB ,  C07D409/12 213 ,  C07D413/12 305 ,  C07D417/12 305
FI (6件):
C07D405/12 213 ,  A61K 31/335 ADU ,  A61K 31/335 AGB ,  C07D409/12 213 ,  C07D413/12 305 ,  C07D417/12 305

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