特許
J-GLOBAL ID:200903018362273830

包装袋又は包装容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203107
公開番号(公開出願番号):特開平8-104369
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【課題】 アンカーコート剤を含んでいない積層フィルム又は積層シートから得られる包装袋又は包装容器であって、臭気がなく、各種破袋試験にも耐久性の向上した包装袋又は包装容器を提供する。【解決手段】 下記包装用積層フィルム又は包装用積層シートからなる包装袋又は包装容器。プラスチック基材並びに、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン-ビニルエステル系共重合体樹脂及びエチレン-(メタ)アクリル酸エステル系共重合体樹脂からなる群から選ばれる一種である押出ラミネート用樹脂からなる包装用積層フィルム又は包装用積層シートであって、特定の表面酸化処理工程、特定のオゾン処理工程及び特定の圧着工程を含み、かつアンカーコート剤を使用しない包装用積層フィルム又は包装用積層シート。
請求項(抜粋):
下記包装用積層フィルム又は包装用積層シートからなる包装袋又は包装容器。プラスチック基材並びに、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン-ビニルエステル系共重合体樹脂及びエチレン-(メタ)アクリル酸エステル系共重合体樹脂からなる群から選ばれる一種である押出ラミネート用樹脂からなる包装用積層フィルム又は包装用積層シートであって、下記表面酸化処理工程、オゾン処理工程及び圧着工程を含み、かつアンカーコート剤を使用しない包装用積層フィルム又は包装用積層シート。表面酸化処理工程:プラスチック基材の少なくとも一面に表面酸化処理を施す工程。オゾン処理工程:押出ラミネート用樹脂を180〜340°Cの温度においてフィルム状に溶融押出し、該フィルムの少なくとも一面にオゾン処理を施す工程。圧着工程:表面酸化処理工程で得られたプラスチック基材の表面酸化処理面とオゾン処理工程で得られたフィルムのオゾン処理面とを接触させ、該フィルムと該プラスチック基材を圧着する工程であって、圧着に付すプラスチック基材の表面酸化処理面について、下記式で表される関係が成立する工程。(1)プラスチック基材がポリエステル系樹脂の場合△(O/C)≧0.08(2)プラスチック基材がポリエステル系樹脂以外の場合△(O/C)≧0.05ただし、△(O/C)=(O/C)* -(O/C)0 であり、ここで(O/C)0 は表面酸化処理を行っていない面のプラスチック基材表面について、ESCA法により測定した酸素原子と炭素原子の各原子数の比を表し、(O/C)* は本発明の表面酸化処理を行った面のプラスチック基材表面について、ESCA法により測定した酸素原子と炭素原子の各原子数の比を表す。
IPC (8件):
B65D 81/24 ,  A23L 3/00 101 ,  A61J 1/10 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/32 ,  B32B 31/30 ,  B65D 65/40 ,  B65D 30/02

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