特許
J-GLOBAL ID:200903018366034325

変速型回転機械設備の診断方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266098
公開番号(公開出願番号):特開平10-026580
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 短時間に加速およびまたは減速を行う変速型回転機械設備に発生する異常程度の判定および異常部位の判定を、振動を利用して精度良く診断する方法および装置を提供する。【解決手段】 測定した時系列振動データに短時間フーリエ変換を施して、時々刻々の振動スペクトルを求め、各時刻毎の振動スペクトルのオーバーオール値を算出し、その時刻と同時刻の回転数に応じて予め定めた判定基準値と比較して、オーバーオール値が大きい場合に、回転機械設備に異常が発生したと判定する。異常と判定された設備については、各時刻毎の振動スペクトルのピーク周波数が、同一周波数である時間あるいは同一時刻における回転周波数の常に一定数倍で表される時間の、判定対象時間に対する割合が、予め定めた判定基準と比較して大きい場合に、回転機械設備の異常の原因はそれぞれ共振あるいは回転系異常であると判定する。
請求項(抜粋):
測定した振動および回転信号を利用して変速型回転機械設備の診断を行う方法において、測定した時系列振動データに短時間フーリエ変換を施して時々刻々の振動スペクトルを求め、さらに各時刻毎の振動スペクトルのオーバーオール値を算出すると共に、振動測定と同一タイミングで測定した該回転機械設備の回転を表す回転信号から回転機械設備の回転数を求めて、振動スペクトルの時刻との対応づけをし、予め定めた1つまたは複数の回転数における判定基準値と比較して、振動スペクトルのオーバーオール値のうち、各々対応するいくつかの時刻における値が大きい場合に、回転機械設備に異常が発生したと判定することを特徴とする変速型回転機械設備の診断方法。
IPC (3件):
G01M 19/00 ,  G01H 17/00 ,  G05B 23/02
FI (3件):
G01M 19/00 A ,  G01H 17/00 A ,  G05B 23/02 V

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