特許
J-GLOBAL ID:200903018367962676

硫酸と銅とを含む排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277732
公開番号(公開出願番号):特開平8-132067
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 硫酸と銅とを含む排水にアルカリを添加して生成する銅不溶化物を含む汚泥と処理水とに分離する方法において、得られる銅含有汚泥の濃度を高めて銅の回収効率を向上させる。【構成】 まず、排水にカルシウム化合物を添加してpH3〜5に調整することにより生成する石膏を分離する。その後、アルカリと分離汚泥との混合物を添加して固液分離する。或いは、アルカリを添加して固液分離し、分離汚泥を加熱する。【効果】 水酸化銅が析出しない領域のpH3〜5で、まず石膏を析出させて分離し、水酸化銅の脱水縮合反応の妨害因子である硫酸イオンを系内から取り除く。その後、HDS法又は加熱法を適用して処理することにより、汚泥濃度10重量%以上の高濃度汚泥を得ることができる。
請求項(抜粋):
硫酸と銅とを含む排水にアルカリを添加して生成する銅不溶化物を含む汚泥と処理水とに分離する方法であって、アルカリを、該分離された汚泥と混合して得られる混合物として前記排水に添加する方法において、まず、排水にカルシウム化合物を添加してpH3〜5に調整することにより生成する石膏を分離した後、前記混合物を添加し、生成する銅不溶化物を含む汚泥と処理水とに固液分離することを特徴とする硫酸と銅とを含む排水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/62 ZAB ,  C02F 1/58 ZAB ,  C22B 15/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-075093
  • 特公昭55-029012
  • 特公昭61-000156

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