特許
J-GLOBAL ID:200903018370258246

排気ガスのパティキュレート除去方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172096
公開番号(公開出願番号):特開平10-018834
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 フィルター部材の熱電導性と耐熱性及び通気性を向上し、低圧の電動ファンの送風であってもパティキュレートの燃焼が進む延焼方式を採用し、空気供給源の軽量小型を達成すると共にエンジンの排気ガスの電動ファン側への流入防止と遮熱に遮断弁を配置して圧力損失の少ない送風を可能にする。【解決手段】 パテイキュレートの除去の必要性に応じて、再生スタート指示スイッチ5を起動し、エンジン1の停止中であることをイグニツション電圧2により確認して、制御回路4から遮断弁6を開放し、電動ファン7を起動して環状空間23に送風し、電熱ヒーター12の加熱を指令し、フィルター13全域に付着しているパティキュレートに着火し、トラッパ11内のパティキュレートを燃焼して除去する。又、パティキュレート除去中にエンジンの始動を検出した際は、制御回路4から遮断弁6の閉弁、電動ファン7の停止、電熱ヒーター12への通電を中止する指令を発信し、エンジンの排気ガスが電動ファン7側へ流入し該ユニットを損傷することを防止する。
請求項(抜粋):
エンジンの排気ガスをフィルターに導入し、排気ガス中のパティキュレートをフィルター部材に付着させて捕捉する排気ガスのパティキュレート除去方法において、パティキュレートを捕集する金属製の2重又は多重円筒状フィルターの中間に排気ガスを導入し、前記円筒状のフィルターの環状空間に、捕集したパティキュレートを加熱燃焼させる薄板円筒状の電熱ヒーターを配し、前記フィルター開口部から終端部に至る前記フィルターの空間部に対面さし、前記2重又は多重円筒状フィルターの上流側から電動ファンにより燃焼用空気を供給し、前記円筒状フィルターと前記電動ファンの中間に空気の供給を遮断する遮断弁を配置し、エンジンの作動状態を検出する手段を設け、エンジンの作動中は前記遮断弁は常に閉状態にあり、エンジンが停止中であることを検出し再生を開始すると前記遮断弁を開状態にすると共に、前記電動ファンを作動させ、且つ、前記電熱ヒーターに通電し所定時間通電後、前記遮断弁を閉状態にすると共に前記電動ファンを停止させ、又、前記電熱ヒーター通電中にエンジンの作動を検出した場合は、前記遮断弁を閉状態にすることを特徴とする排気ガスのパティキュレート除去方法。
IPC (4件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02 ,  B01D 46/24 ,  F01N 9/00
FI (5件):
F01N 3/02 341 L ,  F01N 3/02 341 D ,  F01N 3/02 341 R ,  B01D 46/24 Z ,  F01N 9/00 Z

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