特許
J-GLOBAL ID:200903018378665673

位相シフト測定方法、位相シフト補正方法およびMRI装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061528
公開番号(公開出願番号):特開平10-075940
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 エンコード勾配等に起因する渦電流や残留磁化の影響による位相シフトを正確に測定する。【解決手段】 励起パルスRを送信し、反転パルスP1を送信し、エンコード勾配gynを位相軸に印加し、通常のリード勾配の前半分のリード勾配gxrをリード軸に印加し、補償用パルスpypnを組み込んだリワインド勾配gyrnを位相軸に印加し、反転パルスP2を送信し、デフェーザ勾配gywdnを位相軸に印加し、リードアウト勾配gywnを位相軸に印加しながらエコーecho2からデータを収集し、そのデータを1次元フーリエ変換して得られた位相データを基にエンコード勾配gynやリワインド勾配gyrnの影響によるエコーecho2の位相シフト量を求める。求めた位相シフト量から補正値を決定し、それにより補償用パルスpypnを更新する。これをエンコード勾配gynを変えて、必要な回数だけ繰り返す。【効果】 エンコード勾配等に起因する渦電流や残留磁化の影響による位相シフトを高精度に補正でき、イメージの画質を改善できる。
請求項(抜粋):
励起パルスを送信し、反転パルスを送信し、エンコード勾配を位相軸に印加し、リード勾配をリード軸に印加し、リワインド勾配を位相軸に印加することを1回以上行い、続いて、反転パルスを送信し、デフェーザ勾配を位相軸に印加し、リードアウト勾配を位相軸に印加しながらエコーからデータを収集し、そのデータを1次元フーリエ変換して得られた位相データを基に前記エンコード勾配の影響による位相シフト量を求めることを特徴とする位相シフト測定方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/32
FI (3件):
A61B 5/05 364 ,  A61B 5/05 374 ,  G01N 24/02 530 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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