特許
J-GLOBAL ID:200903018383199397

冷間ローリング加工用鍛造リング材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-085317
公開番号(公開出願番号):特開2002-285233
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 CRF用のリング材の製造において、コストの低減と不良発生率を低減し、さらに、冷間ローリング加工におけるリング内面の微小クラックの発生を防止し、微小クラックの完全除去の切削工程を削減または省略して歩留の悪化を回避し、さらに冷間加工性の向上を図り工程費を削減することである。【解決手段】 軸受鋼からなる丸棒鋼を熱間鍛造して素材リングとし、該素材リングをショットブラストして2次スケールを除去し、雰囲気制御により連続熱処理炉内のCO値とCO2値を温度800°CでCO2.7%、CO20.12%として焼鈍時のAP値を60においてカーボンポテンシャルを制御して無酸化炉とした連続熱処理炉で該素材リングを球状化焼鈍することにより、表面のフェライト脱炭層深さを0.005〜0.05mmかつ全脱炭層深さを0.15mm以下に制御した、図1に示すように不良率の発生を低下した、冷間ローリング加工用のリング材の製造方法。
請求項(抜粋):
軸受鋼からなる丸棒鋼を熱間鍛造して素材リングとし、該素材リングをショットブラストして2次スケールを除去し、雰囲気制御により連続熱処理炉で球状化焼鈍するは場合において、炉内のCO値とCO2値を高温での均熱時にCO1〜3%、CO20.10〜0.14%とし、焼鈍時のAP値50〜70においてカーボンポテンシャルを制御して無酸化炉とした連続熱処理炉で該素材リングを球状化焼鈍することにより、表面のフェライト脱炭層深さを0.005〜0.05mmかつ全脱炭層深さを0.15mm以下に制御したことを特徴とする冷間ローリング加工用のリング材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 1/32 ,  C21D 3/04 ,  C21D 9/40
FI (3件):
C21D 1/32 ,  C21D 3/04 G ,  C21D 9/40 A
Fターム (10件):
4K042AA22 ,  4K042AA23 ,  4K042BA05 ,  4K042BA13 ,  4K042CA15 ,  4K042DA03 ,  4K042DB07 ,  4K042DC04 ,  4K042DF01 ,  4K042EA02

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