特許
J-GLOBAL ID:200903018385360802

往復動式圧縮機の吐出弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-202774
公開番号(公開出願番号):特開平5-044647
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 吐出リード弁の戻り遅れに起因する圧縮機の体積効率の低下を防止する。【構成】 吐出リード弁20は、略円板状の頭部20aと該頭部20aからくびれて形成された頸部20bとをもち、リテーナ21の傾設面21aにより開度を規制される。リテーナ21は、開弁されたリード弁20の頭部20aと衝接する領域において、傾設面21aの傾角が変化せしめられている。すなわち、傾設面21aは、曲面部21bと平坦部21cとをもっている。剛性の大きい頭部20aは曲面部21bに追従しきれないので、リード弁20とリテーナ21との間には隙間Aが生じ、両者の密着面積が縮小される。頭部20aが大きく弾性変形して曲面部21bに密着した場合でも、弾性復元力が大きく作用する。
請求項(抜粋):
ポートが貫設された弁板と、略円板状の頭部及び該頭部からくびれて形成された頸部をもち、該弁板に固定されて該ポートを弾性的に揺動開閉するリード弁と、該リード弁の開度を規制する傾設面を有して該弁板に固定されたリテーナとを備えてなる往復動式圧縮機の吐出弁装置において、前記リテーナは、開弁されたリード弁の前記頭部と衝接する領域において、前記傾設面の傾角が変化せしめられていることを特徴とする往復動式圧縮機の吐出弁装置。
IPC (3件):
F04B 39/10 ,  F04B 27/08 ,  F16K 15/16

前のページに戻る